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雪が降る。
今年の雪はかなり早く降るんだな、なんて空を見上げて思う。
例えばこの雪すべてが綿菓子だったなら、君は喜んでいるのだろうか。
甘ったるいしベタベタしそうだから正直俺は嫌だ。
赤葦京治、25歳独身。
あぁ、違った。今日で26歳。
簡単に話せば八年前に恋人を一人亡くしている。
もう何の病気だったかも具体的に覚えていない。記憶なんて薄れていくだけだ。
手で雪を迎えてみると雪がてのひらにのって、じわりと溶ける。こんな風に記憶も消えるんだろ。
今でも親交のある高校時代の先輩や後輩はいつも俺に可愛い女の子を紹介してくる。別にいいのに。
それでも君以外を好きになろうとは思わないんだから、面白いね。
電車が出発するまで時間もあるし、言ってももう21:50。閑散としているホームのコンクリートを靴底が打ち鳴らす音がする。
特にこだわりもない革靴はかなり前に買ったものだ。
そういえば、雪が降ると思考のスピードが低くなる。
何故だろうか。
目の前になにかがちらついてしまうからだろうか。
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悠 - どの作品も感動しました、皆さんこれからもがんばってください。長文失礼しました<(_ _)> (2016年12月7日 22時) (
レス) id: c47e427da5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - スタぁとさん、何突然怒ってるのが起こってるのに、また怒りが止まらないが股怒りが、になっていますよ。 (2016年12月7日 22時) (レス) id: c47e427da5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら、雪比良、スタぁと、柚葉、minmi x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年12月5日 20時
