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ドア付近から聞こえてきたのは京治くんの声。
｢えっ、あっ、なんで！？｣
驚きを隠せず、変な言葉が出てくる。
｢驚きすぎ。俺がここに来てもおかしくないだろ。｣
なんでそういうこと言っちゃうのかなー。どうせ無意識だろうけど。
｢さっき。泣きそうな顔してたから。｣
バレた。しかも一番バレたくない人に。
｢京治くーん？何処にいるのー？｣
階段の下からお姉ちゃんの声が聞こえてくる。
｢あー、Aの部屋。｣
そうお姉ちゃんに返事をして、こっちを振り返った。
｢で、なんで泣きそうなのでしてたの。｣
言えるわけないよ、ね。京治くんがずっと好きでしたー、なんて。
｢答えて。俺、なんかした？｣
違う、京治くんのせいじゃない、ただの嫉妬。って言いたいのに声が出ない。
｢う、あ、｣
上手く言葉に出来なくて、しまいには泣き出してしまった。
だっさいよね、高校生にもなって。
｢ごめん、いきなり泣いて、｣
優しく背中をさすってくれる。もう、優しくしないでなんて思う私はワガママなのかなぁ…
｢ずっと前からね、京治くんのことが好きだった。｣
苦し紛れに出た言葉。
｢多分、京治くんを好きな気持ちは、お姉ちゃんと同じくらい、いや、お姉ちゃんよりも大きい自信ある…。
でも、結局言えないまま京治くんは高校卒業しちゃうし、お姉ちゃんと結婚しちゃうしで、悔しかった。もっと早く言ってればこんな事になってなかったのかなぁ…。｣
嗚咽が混ざりながら、投げかけた言葉。
｢多分さ、俺昔お前のこと好きだったよ。｣
ぽつり、と話し始めた。
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悠 - どの作品も感動しました、皆さんこれからもがんばってください。長文失礼しました<(_ _)> (2016年12月7日 22時) (
レス) id: c47e427da5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - スタぁとさん、何突然怒ってるのが起こってるのに、また怒りが止まらないが股怒りが、になっていますよ。 (2016年12月7日 22時) (レス) id: c47e427da5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら、雪比良、スタぁと、柚葉、minmi x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年12月5日 20時
