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確かに噂に聞くいい子だ。
本当に心の底からいい子なんだろうって思う。
あぁ、でもどうしてこんなにイライラするんだ。
そんなの分かっている。
分かっているにきまっているじゃないか。
親友が一人で大丈夫だと言った副会長を俺はぶん殴った。
辺りが騒然して驚く中俺は叫んだ。
「泣くなんて誰でもできんだよ。お前らがその子を好きで心配するように俺は親友が倒れて心配してるんだ。赤葦は泣かないだろ、お前らも知ってるはずだ。人一倍仕事が早くて、黙って文句も言わずやって、誰より早く仕事してんだろ。お前らの分までいつだって手伝ってやってたんじゃねぇの。それで、なんで調子のんの。甘えるの。お礼は言ったってそれで放棄していい事にはならないんだよ。なんでわかんない。赤の他人の生徒会長がぶっ倒れたって俺はかわいそうくらいにしか思わない。友達だから心配すんだろ、好きに違いがあったってな、お前ら見たく短期間で積み上げたそんなもんより俺は本気で心配だったんだ。本気でお前らのこと殺してやろうかと思ってたよ。今頃あやまってもぜってぇ俺はゆるさねぇ。」
「だって」
だってと言った会計に俺は胸倉をつかんで押し倒した。
そして殴る。
「だってってな、言っていいのは仕事して結果だした奴だけなんだ。理由やへ理屈は結果からしか生まれない。何もしてねぇ奴は言う資格もねぇ。倒れたんだぞ。これ以上ストレス貯めたら胃に穴開くって保険医は言ってた。一発や二発殴ったくらいじゃゆるさねぇぞ。家の問題でもなんでもしろ、それでも俺は引かない。お前ら土下座で誤ったって許さない。もう俺の前に現れ」
もう一度殴ろうとして腕を止められた。
んだよと叫んで振り返ると親友だった。
「もういいよ。」
そういわれて背中から抱きしめられた。
俺の中の何も解決しないまま、生徒会はきちんと仕事をするようになって家の問題にもならずすべてが終わった。
「ちゃんと謝ってもらったのかよッ!!」
叫んだ俺に「土下座で誤られたよ。もう二度とお前には逆らわないって泣いてた」そう笑った。
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終わり←.
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悠 - どの作品も感動しました、皆さんこれからもがんばってください。長文失礼しました<(_ _)> (2016年12月7日 22時) (レス) id: c47e427da5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - スタぁとさん、何突然怒ってるのが起こってるのに、また怒りが止まらないが股怒りが、になっていますよ。 (2016年12月7日 22時) (レス) id: c47e427da5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そら、雪比良、スタぁと、柚葉、minmi x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月5日 20時