検索窓
今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:8,104 hit

余りにもムカつくのでぶん殴った。/スタぁと ページ15

.




親友が生徒会長をしている。

俺の学校は私立の世に言う金持ち学校ってやつである。

俺の親もそれなりの資産家である。

元は女子高だったため男子が2割しかいないと言うとんでもない学校で、一部の男子にはファンクラブなんてものが存在する。

俺はバスケ部の部長をしていて小さいような普通なようなのファンクラブを持っている。

ところで親友は生徒会長なんてしちゃってるイケメンだから当然学校1デカいファンクラブを持っている。

そんな親友は最近部屋に帰らない。

寮である俺の学校。

同室者の俺は心配で親友のファンクラブの子に話を聞いた。

そうして話を聞けば、生徒会が活動をしていないと言うのだ。

は?と驚きの声を上げるよ渋い顔をされる。

「赤葦さん一人で仕事してるらしくて、心配でッ、で、でも一般生徒は生徒会室に入れないから。」

なんでそんな状況なんだと調べた。

すると、4組に一人の転入生が来たと言うのだ。

それはとんでもない美少女で、しかも性格までよくって、生徒会の忙しさとかそういうものをわかってくれる子で俺の親友以外はみんなコロッと落ちてしまったのだと言う。

それはいい、それはいいがなんで仕事をしなくなる。

話を聞き進めると、無理をしなくていいと言った美少女につられ仕事までしなくなったと言うのだ。

アホなのか?

俺は成績が悪いがお前らがアホナことだけはよくわかるぞ。

そのせいで生徒会の奴らはみんな仕事を仕事をしなくなり、俺の親友だけが仕事をすると言う状況になっているらしかった。

知らなかったことを後悔する。

頭が痛いと思う。

部活中多くミスをしてしまった。

「先輩、大丈夫ですか?」

後輩に声を掛けられる。

大丈夫だと答えて、部活が終わり一応部長権限で生徒会室へは入れるので乗り込んだ。

そうして俺は怒鳴りつけた。

「おい、馬鹿葦なんで何も言わない。」

突然怒鳴った俺に驚いた顔をした、親友は「関係ないだろ」と分の悪そうな声を上げた。

目の下の隈に覇気のない声。

あぁと思う。怒る気も失せてしまうではないか。

「……飯は食ってるのか。」

「ほどほどに、」

そういわれて、「気が付いてやれなくて悪かった」そんな声が漏れてしまうのだった。

情けなくなって下を向きかけるとお前が謝る必要なんてないと言われる。






.

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 赤葦京治
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- どの作品も感動しました、皆さんこれからもがんばってください。長文失礼しました<(_ _)> (2016年12月7日 22時) (レス) id: c47e427da5 (このIDを非表示/違反報告)
- スタぁとさん、何突然怒ってるのが起こってるのに、また怒りが止まらないが股怒りが、になっていますよ。 (2016年12月7日 22時) (レス) id: c47e427da5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:そら、雪比良、スタぁと、柚葉、minmi x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年12月5日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。