写真の中の雪だるま/柚葉 ページ1
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「京治くん…?」
久し振りに家に来たかと思ったら、おめかししたお姉ちゃんと一緒にやってきた。
嫌でもわかる、この雰囲気。
あぁ、結婚しちゃうんだ…
そんな話、二人から一言も聞いてなかった。
「二人はいつから?」
お母さんの質問に、京治くんが応える。
「高校二年生の夏くらいですかね。」
高校二年生って、お姉ちゃん音駒のはずなのに、学校違うのに、私なんか京治くんと同じ高校だったのに、ねえ、なんで。
嫉妬だとわかっていても次々に浮かぶ姉に対しての疑問と悪口。
「何でこんなに醜くなっちゃったのかなー…。」
私はいたたまれなくなり、リビングからそっと抜け出した。
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悠 - どの作品も感動しました、皆さんこれからもがんばってください。長文失礼しました<(_ _)> (2016年12月7日 22時) (レス) id: c47e427da5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - スタぁとさん、何突然怒ってるのが起こってるのに、また怒りが止まらないが股怒りが、になっていますよ。 (2016年12月7日 22時) (レス) id: c47e427da5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そら、雪比良、スタぁと、柚葉、minmi x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月5日 20時