彼女 ページ37
隼side
目の前には何故か泣きじゃくる好きな人。
辺りは少し暗くなってきて
近くのベンチに腰掛けた。
隼「ねぇもう、なんでそんなに泣くの笑笑」
『…わかんない笑』
隼「俺、今めちゃくちゃ嬉しいのに、隣で泣かれるとなあ笑」
『私も嬉しいんだよ。嬉しくて嬉しいが溢れてるの笑』
隼「ふはっ、なにそれ笑」
やっと恋人になれたんだ。
好きって言えたし、好きって言われた。
嬉しいよ。俺今なら空飛べるもん。
隼「お、泣き止んだ?笑」
『はい、笑』
隼「帰ろっか」
『…あ、さっきは、ごめん』
隼「え?あぁ、俺こそごめん」
『うん、でも大樹はほんとに、幼なじみだから。好きなのは本当に隼くんだから、』
隼「わかってる。ちょっと妬いちゃったけど笑」
『ふふっ、ヤキモチ可愛いね』
隼「えぇ、、嬉しくない笑」
『可愛い可愛い』
ひたすら可愛いを連呼しちゃうAちゃん。
あぁ、だめだよ。そんな姿でもやっぱり君は可愛い、。
ていうか!
隼「Aちゃんに勝る可愛いなんて知らないけどっ」
って、そう言えば顔赤くして、
今こっち見ないでって言うんだ。
世界一可愛い、俺の“ 彼女 ”
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作者名:りう | 作成日時:2020年6月21日 1時