金木犀【小森隼】 (ページ26)

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一緒ページ26

Aside

あの後教室に行くと、
黒板には席が書かれてて
名前を見てるとはなって
もうすっかり見慣れた名前。

ほんとに、今年も一緒のクラスだ。笑

私の席は1番後ろ。
やった。席はとりあえず最高。

『…隼くんは、、、あ、』

隼「俺、Aちゃんの前だね笑」

『あ、そっか。出席番号順だから』

隼「そうみたい笑」

『授業中話しかけちゃうかもね』

隼「単位落としたらAちゃんのせいだ笑」

『ふふっ、』

そんなこと話しながら席に着く。
隣とかはまだ来てないみたい。

すると、くるって椅子の向き変えて私の方に体向けた隼くん。

ふはっ、何今の超絶可愛い。笑

隼「まだ時間あるからお話してようか」

『行きも帰りも話してばっかじゃん笑』

隼「いいのいいの、俺話すことだけは得意」

『だけって笑』

隼「あ、今日亜嵐くんのとこ行く？」

『んー、、そうしようかな』

隼「亜嵐くんいつまでバイトしてんだろ笑」

『とりあえず大学卒業までって言ってた』

隼「亜嵐くんいなくなっても行くけどね、あのお店は笑」

『うん、行こうと思ってる笑』

隼「Aちゃん、勉強得意だっけ？」

『全然得意じゃないよ笑』

隼「わかんないとこ、俺に聞いてくれてもいいよ？笑」

『なんかちょっとムカつく～笑』

隼「ふふっ、でもほんとに！カフェでも学校でも、教えるからさ！」

『頼もしい笑』

ここ、わかんないなって言ったら

わかるまで一緒にいてくれるかな、って

また勝手に楽しくなるの。

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