先輩相談室 ページ24
Aside
『私の、お友達の話なんだけどね、』
亜嵐「うん、お友達ね」
『その、友達がある男の子に片思いしてるらしくて。こう、、なんて言うの?女友達の枠でも特別な友達って思われてるんじゃないのかな、なんて勘違いしちゃうんだって』
亜嵐「それは、そう思うような出来事があったってこと?」
『…クリスマスプレゼント、サプライズで買ってくれたり、学校の登下校一緒にしてくれたりとか、』
亜嵐「そっか、それは思っちゃうわ」
『でもね、その子のこと大好きだからわかるんだよ。きっとこの人には好きな子がいるんだなって』
亜嵐「うんうん」
『告白もできないし、友達のままも嫌だし、これってわがままかな?笑』
亜嵐「その、友達の話だよね?笑」
『あ、そ、そうそう。』
亜嵐「ふふっ、まぁいいや。俺はね、アタックしちゃうなぁ。話聞いてる限り脈アリだと思うもん。笑」
『そ、そうかなぁ?』
亜嵐「うん。それにね、俺はお似合いだと思う。」
きっと、亜嵐くんはわかってる。
私が隼くんのこと、好きなんだって。
でもこうして話聞いてくれるの優しいな、笑
『亜嵐くんって、根明だからそもそもこうやってネガティブになんないか!笑』
亜嵐「あ、そうかも笑笑」
『うわぁ羨まし笑』
亜嵐「そのお友達に伝えといてよ?俺のアドバイス笑」
『もちろん!!笑』
チャラいだけじゃない亜嵐くん、
年上感増し増しの亜嵐くん、
実は初めて見たけど…なんてのは内緒。笑
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作者名:りう | 作成日時:2020年6月21日 1時