ほんと ページ20
Aside
隼くんと来たのは、
新しく出来たお店がたくさんある通り。
隼くん、
一人暮らししててお母さんとは離れてるみたいで
クリスマスプレゼント買いたいんだって
だから隼くんに頼まれて一緒に選ぶことにしたの。
『プレゼント、どんなのにするの?』
隼「んー、まだ考え中笑」
『そっか笑』
隼「Aちゃんは誰かに買う?」
『私は、、いいかな笑』
隼「そっかそっか笑」
『隼くん、一人暮らしなのびっくりしたな』
隼「そ?笑」
『うん、意外としっかりしてるんだね笑』
隼「うん、意外とってのは余計かな笑」
『え、あ、ごめん笑』
でも、本当にびっくりしたなぁ、
高校生で一人暮らしする男の子って
周りにいなかったし、凄いなあって。
目的地に着くと、
クリスマスってこともあってか人が多い。
もちろん、カップルとか、笑
隼「…Aちゃん迷子にならないようにね笑」
『私そんなに子供?笑』
隼「ふはっ」
もし、私が恋人なら手繋げたのにな。
プレゼントは結局、マフラーにするらしくて
一緒に選んだ。
隼くんのセンスが良くて私がいなくてもいいくらいだったんだけど、笑
その後はご飯食べに行って、
ほとんど隼くんが話してたなぁ、笑
楽しそうに話してる隼くんの顔ずっと見てた。
すっごく幸せだった。
傍から見ればきっと、
ほんとの、カップルみたいだった。
・
104人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りう | 作成日時:2020年6月21日 1時