【刀剣乱舞】ほのぼの幼女本丸！続編 (ページ44)

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42話花ページ44

ピクニックの時につんできた謎の花

審神者部屋から大広間に移動された花は
摘んだままの鮮度を保ちまるで外に咲いているかのように花を広げていた

鶴丸「こりゃー驚いた、色が変わっている」

つんつんと花弁を続く鶴丸

鶴丸の言う通り紫色の部分が青に変わっていた

燭台切「そうなんだよねぇ、昨日は桃色をしてたよ」

清光「花が狂い咲くのはもうこの本丸じゃ慣れたことだけど、色変わるのはなぁー」

安定「やっぱりどの図鑑にも載ってないね」

置いてある花を囲むようにして座る刀剣達

安定は分厚い植物図鑑をペラペラと捲る

清光「じじい(則宗)達みたいな古い刀剣に見せてもわかんないって言ってたし、新しい花かな」

安定「新種ってこと？」

鶴丸「新種か、それは凄いな！」

燭台切「とりあえず鏡月くんに写真送ってみたらどうかな」

清光「そーしようかな」

＿＿＿＿＿＿＿

鏡月「ってことで会いに来たよ！！！」

清光「どうして？？？？？」

やぁ！と言って審神者部屋を開けた鏡月

清光「あんた忙しいんじゃなかったっけ？」

鏡月「いーや今は大丈夫、そのうちまた忙しくなるけど、会える時にAちゃんに会っとかなきゃ」

ハートが飛んできそうなほどAちゃん！と
愛が籠った声でAを探す

清光「Aならこの時間大広間の前の縁側で多分お昼寝中だよ」

鏡月「寝てる…！？だと…撮らなきゃ！！！」

清光「あっ！ちょっと！待てよ！」

寝てると聞いた瞬間音速で立ち去った鏡月を追いかけた
＿＿＿

鏡月「あー、これが例の花ね」

清光「あんた、これ見に来たんじゃないの」

大広間の机の横に座ってあぐらをかいて興味無さそうに花を見る鏡月

開けられた襖の外の縁側では柱によりかかり胡座をかいてる則宗の上に寄りかかってスヤスヤとお昼寝をするAの姿

その横にはお茶を飲んでいる刀剣達も

鏡月「まぁ、これはこの世の花じゃないね」

清光「どういうこと？」

鏡月「たまーにあるんだよね、
こういう現世と時間軸やら妖やらの境界がごちゃごちゃしてる場所はさ、

黄泉の国の奴らが迷い込んできちゃったり、
逆にこの世のヤツらがあの世の世界に行ったりね。

それと似たような感じであの世の花がこの本丸に種かなんかが飛んできて霊力によって育っちゃったんだろうね。
普通、あの世の花はこの世で咲かせることできないし。
まぁ害はないから大丈夫〜

多分」

清光「多分なわけ？？」

鏡月「俺花詳しくないもんー」