40話 ピクニック2 ページ42
シートを引いてお弁当を並べる
パカッと開いた大きなお弁当
「わぁぁー!」
開けた瞬間感激の声が漏れる
お弁当の中には色とりどりの食材
卵や可愛らしいウインナー、おにぎりにコロッケ、
おやつの団子など、皆が好きな食べ物が詰められていた
『たまご!Aたまごがいー!』
薬研が紙皿に卵焼きをのせて箸で掴み
Aの口元に持ってく
薬研「はい、あーん」
パクっと食べた卵焼きは
噛めば噛むほど味が染み込んで美味しい
燭台切特性の卵焼き
卵焼きが嫌いなAのために皆が研究に研究を重ね、
燭台切がようやく完成させた卵焼きだ。
Aはそれが大好物になっていた。
『おいひー!』
_______
晴天の中皆はそれぞれ食べたり魚を釣ったりして楽しんだ
『みてーやげん!こりぇ!』
薬研「花…?見たことないな」
小夜「綺麗」
百合の花のように見えるが
水仙のような葉をしていて
花は紫色で先の方になるにつれ白くなっている
薬研「毒…はなさそうだな」
触って匂いを嗅いで確かめる薬研
『じゃぁーもちかえってい?』
薬研が根元から切ってAに渡す
『こりぇね!きょみちゅにあげるの!おみあげ!』
遠征から帰ってきて渡される物をお土産と覚えたAは自分も渡す側になりたいと思ってたいのだ
一期「きっと喜びますな」
________
『きょみちゅー!おみあげ!!』
暗くなる前に本丸に着いたAは一直線に審神者部屋に入った
清光「わぁ、綺麗な花だね。つんできたの?見たことない花だけど…花瓶にさしておこうか」
せっせと花瓶を用意してつんできた花を刺して机の上に置く
清光「俺のためにありがとね、大切にするよ」
花を愛おしそうにみてAを撫でる
薬研「手を洗わないとダメだろ?大将」
薬研がむかえにきてAは手を洗いに行った
清光は花びらの先をそっと触れてフフと笑った
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†NANA†(プロフ) - 白風呂と熱風呂ってなに? (7月6日 3時) (レス) @page6 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 政府刀凄い殺気ですね。続き楽しみに待ってます。 (2022年7月16日 21時) (レス) @page26 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 自分は、二等賞が良い〜〜本丸増築〜〜したい!! (2022年7月9日 20時) (レス) @page4 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーむん | 作成日時:2022年7月9日 13時