【刀剣乱舞】ほのぼの幼女本丸！続編 (ページ37)

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35話負傷者2 ページ37

光と共に本丸に戻ってきた6振りと
不動行光

不動行光は既に意識はなく浅い呼吸だけ繰り返している

厚「おい加州！」

清光「はやく、こっち！」

加州は手入れ部屋にから顔を出すと襖を全開に開き

薬研と厚は不動行光を布団の上へ運ぶ

清光「鏡月にはもう連絡して許可とったよ」

厚「許可？」

堀川「別の本丸の刀剣男士を治療するには許可が必要なんですよ、勝手に治して資源を高額請求なんて事もあったらしいので、1度政府が間に入ることが決まりになったんです」

へぇーと納得する厚

清光は手入れ部屋にあるタンスから
綺麗な布と御札を取り出す

清光「こんな折れかけで、制御がままならないAが力を使ったら勢いで折れかねないからね。
しばらくはこの御札で少しづつ治して、後でAに一気に直してもらうよ」

乱「主さんは？」

堀川「さっき兼さんが呼びに行ったよ」

そこで骨喰が口を開く

骨喰「どうしてほかの本丸の不動行光が一振で夜の江戸時代にいたんだ」

清光「鏡月が出陣履歴と共に調べてくれてるはずだよ。」

清光は汗を拭い折れないように丁寧に札を貼っていく

＿＿＿＿

はぁぁと脱力する清光

清光「こんな重傷者初めてだから緊張した」

堀川「さすが、審神者代理！」

清光「御札はAの霊力だけどね」

不動行光の血は止まり、呼吸も安定した

動かしても折れるということは無いだろう

兼定「はいるぞ」

Aを抱っこした兼定が入ってきた

『だぁれ？』

見たことの無い刀剣男士に不思議そうな顔をする

薬研「こいつは不動行光、俺と元の主が一緒で少し縁があるんだ。悪いんだが治してくれるか？」

Aは不動のそばに下ろされると
教えられた通りに
刀剣男士の胸の部分に小さな手を置く

みるみるうちに傷は治り、あっという間に服から装飾まで全てが完璧に治った

乱「よかったね！治って」

薬研「あぁ、もう大丈夫だろう、あとは起きるのを待つだけだ、俺たちは着替えて飯でも食ってまってようぜ」

清光「Aもお疲れ様」

『きょみちゅだっこ！』

清光「はいはい、」