【刀剣乱舞】ほのぼの幼女本丸！続編 (ページ33)

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32話本丸の流行り2 ページ33

もう1つ本丸で流行り持っていない刀はいないんではないかと言うぐらいの物がある

安定「霊力縫い？」

清光「そ、これ、霊力縫いされたお守り」

戦闘装束の懐から出したのは赤いお守り

安定「霊力縫いってなに？」

則宗「霊力縫いとは、霊力を込めて作られた特別な糸を使用して何かを縫い付けるという呪法さ、
本来なら修行を積まねば物に霊力を込められないが、
主の膨大な霊力と才能によって奇跡的に糸に霊力を込めることが出来たのさ。」

清光「そゆーこと、だからその糸でみんなでお守り作っちゃおうってことで作ってんだよね」

安定「えー！僕も糸貰ってこようかな」

清光「万事屋の丈夫な糸があるから、それをAに渡せばやってくれるよ」

則宗「僕も貰ってくる予定だ、どれ坊主一緒に行くか」

安定「そうだね、傷を治してもらうついでに」

戦闘後の3振りはそれぞれ着替えてAの部屋に行った

安定「Aーちょっとお願いが」

部屋に入った瞬間に安定の戦闘での傷はすぐさま消え去る

慣れたようにお人形遊びしているAの前に座る

『やしゅさだ！のりむにぇ！』

則宗「うはは！僕も流行りの糸をもらおうと思ってな」

それぞれ金と青い少し太めの糸を糸巻きごとAに手渡す

Aがその糸を持って

なにかうぬぬぬぬと力を込める

その瞬間パァァと暖かな空気が部屋を包み込んだ

『できたぁ！はい！』

手渡された糸はキラキラと光っていて力が宿っていることが分かる

則宗「ほぉ、これが噂の」

安定「ありがとう！！」

＿＿＿＿＿＿

清光「はい、これは安定で、こっちはじじいね。
凄くいいものだからお守りにしちゃった」

お守り袋を渡される

お守り袋には紋が縫われており、その紋に糸が使われていた

安定「すごーい、これ清光が？」

清光「そ、俺と歌仙がやったの」

則宗「やはり相当の力が感じられるな」

清光「これを戦闘にもってくと、すぐさま傷治るんだよね〜…折れる心配ないってかんじ」

安定「す、凄いねほんと」

それぞれの刀剣をみると戦闘前には必ずお守りを持ったか互いに確認し、それぞれ懐に入れたり刀の鞘に付けたりと大切にしている

長谷部なんかは余った糸を金庫にしまって毎日
金庫に向かって話しかけるぐらいだ