【刀剣乱舞】ほのぼの幼女本丸！続編 (ページ24)

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23話迷子ページ24

山鳥毛「ほぅ、ここには万事屋というのがあるのか」

則宗「そうだ、ここの茶菓子は絶品でなぁ！！」

南泉「ちょ、頭ー御前ー！ちょっとは荷物もってくれよ……」

則宗「なんだ、南泉の坊主そのぐらいでへばるな」

長義「猫殺しくん、これも持ってくれるかな」

山鳥毛、則宗、南泉、長義、そしてAは
万事屋街へ買い物しに来ていた

南泉「お前もちょっとはもて！にゃー！！」

長義「俺は主殿の世話で大変でな」

則宗と山鳥毛の後ろを
南泉と長義が歩いている

南泉「で、肝心な主は？」

長義「……」

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南泉「迷子！？！？！？」

南泉「なんで見てなかったにゃ！」

長義「まさかそんな数秒でいなくなるとは」

則宗「どれ、まだ近くにいるだろう手分けして探そう」

山鳥毛「では私と子猫、化け物殺しと則宗。
それぞれ別れよう」

長義「その呼び名は猫殺しくんだけで十分なんだが？」

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則宗「うはは、坊主と組むのは数年前のブラック本丸の一斉摘発いらいか？」

長義「そうだね、まさか貴方とまた組むことになるとは」

則宗「それにしても淡々と確実に仕事をこなしていたお前さんが、ささいなミス(主を見失う)事をするなんてな」

長義「……まさかそんな数秒でいなくなるとは思わなかったんだ、
貴方はここの主に深く肩入れしているようだがなにか理由でも？政府を抜けてまでこの本丸に来た理由は？」

探るような視線を則宗に向けると

バッと扇子を開く

則宗「それは坊主も一緒だろう？僕は僕の好きなようにするだけさ、隠居だからね。
それに政府を抜けてこの本丸にきたのはお前さんも一緒だろう？」

長義「……俺はここに配属されただけだ、貴方みたいな私情とは違う」

ふぅーんと言いニヤニヤと笑う則宗にピキっとすこし青筋を立てた

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南泉「おーい、主ー！どこだにゃー！」

山鳥毛「子猫、雛鳥が行きそうな場所は？」

南泉「うーん、主は好奇心がすげぇーからにゃ、
あっちゃこっちゃすぐいくし……」

山鳥毛「ふっ、お転婆な雛鳥を早く見つけないとな」

南泉「う、うっす！にゃ」