【刀剣乱舞】ほのぼの幼女本丸！続編 (ページ3)

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2話雨ページ3

『やーだ！遊びたい』

兼定「だめーだ、雨でどうやって遊ぶんだ、風邪ひくだろ」

堀川「そうですよ、中で遊びましょう？」

『やー！おそとがいぃー！！』

ヤダヤダと駄々をこねるAは
土砂降りの雨が降っている外で遊びたいと言い
それを止める和泉守と堀川

堀川「雨が止んだら一緒に外で遊びましょう？ねっ？」

むぅと不服そうにほっぺを膨らますAをひょいっと抱き上げクルクルと回転する堀川

『きゃー！』

堀川「んじゃ、僕たちの部屋で折り紙でもしましょうか！」

兼定「まったく、国広も扱い慣れてんな」

堀川「兼さんー！早く行くよー！」

『かねしゃんー！はーぁくー！』

兼定「あーあー分かったよ」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『ここを、こぅ？』

堀川「そうそう、そしたらこうやってー」

部屋に戻り、
船の折り方を教えている堀川と

ヒラヒラと折り紙を仰いでいる兼定

兼定「あー、にしても雨が強いな」

ザァァという音は響き渡り屋根からもポツポツと音が聞こえてくるほど

堀川「そうだね、少し暖かくなったとはいえ、この雨で気温が下がるから暖かくしてないと……」

『できたぁ！みて！』

堀川「おっ、凄い！！」

少し歪だが船の形になった

堀川「できましたね！見てくださいよ兼さん」

兼定「お、おー？よく出来たんじゃねーの？」

『えへへ、もっとつくりたぁーい！』

それから雨が止むまで
唇の折り紙やカエル鶴や風船
色々な折り紙をして遊んだ

「スー」

『むにゃ……』

疲れて寝てしまった兼定と
そのお腹の上で寝ているAの上に毛布をかける堀川

堀川「最初は幼子の世話なんてーとか言ってたのに……」

まるで兄弟ですねと、寝ている2人に微笑んだ