14話 夜泣き ページ15
『うぅ…ヒック』
寝ているはずだが涙を流ししゃっくりを上げるA
清光は心配そうに頭を撫でる
_______
堀川「夜泣き…ですか?」
清光「そう、悪い夢見るんだって。」
兼定「悪夢ってことか、また妖怪絡みか?」
その言葉に首を振る
清光「いや、妖怪じゃない。色んな刀に確かめてもらったよ。普通に悪夢なんだ、1週間前から部屋に来たと思ったらずっと泣いてて、寝てても魘されて泣いてて心配でさ、
よく眠れてないせいか元気ないし…」
安定「泣きながら部屋来た時はほんとに心配だったよ。」
堀川「このままじゃ体調崩しちゃいますね、何かいい解決法があればいいんですけど」
安定「昼間楽しい事するとか?」
清光「そー、うだね、それもあり」
堀川は、はっと思いつく
堀川「そういえば宗三さんの部屋に心が落ち着く効果のあるお香があるって言ってました!」
清光「えっ!それほんと!なら早速行ってみよう!!」
安定「あっ、ちょっと清光!」
ダッとさっさと部屋を出てく清光に呆れる安定
安定「まったく、主の事になると突っ走るんだから」
______
宗三「お香…ですか?確かにありますよ、
そういうことならいくらでも持っていってください」
小夜「とってもよく眠れる…主もよく眠って欲しい…」
清光「ありがとう!!!助かるよ」
理由を話すとすぐに快く分けてくれたお香
______
清光「ほーら、寝ようね」
『うぅん…』
怖い夢が嫌で寝るのが怖くなってイヤイヤと首を振るうが
こっくりこっくりと眠気で頭が揺れる
清光「大丈夫、ねっ?」
お香の効果か、落ち着いた様子ですぐにスヤスヤと寝息を立てるA
、
、
、
安定「清光ー…」
コソッと静かな声でAの部屋で清光に声をかけるが
返答が来ないことで襖を開けると
清光「スー」
Aの横でスヤスヤと眠ってる清光
Aは魘された様子はなくなんならよだれを垂らして寝ていた
安定「お香の効果抜群だね」
ぼーくもっと言って清光とはAを挟んで反対側に横になって眠りについた
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†NANA†(プロフ) - 白風呂と熱風呂ってなに? (7月6日 3時) (レス) @page6 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 政府刀凄い殺気ですね。続き楽しみに待ってます。 (2022年7月16日 21時) (レス) @page26 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 自分は、二等賞が良い〜〜本丸増築〜〜したい!! (2022年7月9日 20時) (レス) @page4 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーむん | 作成日時:2022年7月9日 13時