【刀剣乱舞】ほのぼの幼女本丸！参る

33話 熱の解放 ページ35

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それから直ぐに本丸で鏡月は本体を使って
身体の中で暴れているAの霊力を吸い取り
霊力を正しい流れに治す


それから2日

熱の原因も無くなり、政府による検査で全身を調べたが後遺症もなく霊力も正常戻っているということで。

無事に霊力暴走騒動は収まった





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『きょーみつー！！だっこ！』


清光「A！病み上がりなんだから安静にしてないとダメでしょ？最低でもあと1日は横になってないと……」


『だって……ぼーってするのつまらにゃくて……
きょみつたちと遊びたい……


さみしい』

と涙目になりながら控えめに清光の袖を引っ張る


清光「はぁぁぁ……俺も遊びたいよ。
でもまた、暴走したらAが危険なんだよ？
今日だけでいいから寝よ？俺も隣いるからさ」


『ほんと？隣いてくれる？』


清光「ほんとほんと」

審神者部屋。清光が仕事をする机の横に布団を敷いてAを寝かす


清光「おやすみ、寝ちゃえば一瞬だよ」

『うん……』


ポンポンと一定間隔で布団を優しく叩くと
数分もせずにすやすやと眠りについた


安定「……清光？Aねた？」

清光「悪いね、待ってもらっちゃって、大丈夫寝たらちょっとやちょっとじゃ起きないから」

審神者部屋の前で静かに待っていた安定はそーっと音を立てないように中に入る


安定「検査で異常なかったんだってね、良かったね清光」

清光「そーね」

安定「知ってるよ？異常はありませんってお医者さんに言われた時、ポロポロと涙こぼしてたの！」

清光「はぁ！何見てるわけ？キモイんですけど、！」


安定「シーー！声でかい起きるだろ」


『むにゃ……』

寝返りを打ってすやすやと寝息を立てるAをそっと撫でる安定


清光「お前だって、霊力吸い取ってもらってる時わんわん泣いてたくせに」

安定「はぁ？泣いてないし！」

清光「うそつけ！」


泣いた泣いてないという喧嘩は長谷部が止めに来るまで続いた＿＿＿＿＿

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