5話 お勉強 ページ7
歌仙「さっきも教えただろう?1のつぎは?」
『さん!』
歌仙「2だよ、」
まだ2歳であるAだが、日常で困らない
程度の勉学を学ぼうという政府からのお達しで
教師役に歌仙が勝手でたことから毎日2時間、
歴史や簡単な物事の勉強をしている
山姥切「歌仙、茶を持ってきた」
歌仙「あぁ、ありがとう山姥切」
勉強部屋に山姥切がお茶を持ってやってきた
歌仙「じゃあすこし休憩しようか」
『きゅーけー!』
わーいと言って山姥切の布にくるまるA
最近のお気に入りはヒラヒラする布
山姥切の布はAが触るものという事で致し方なく真っ白の綺麗な布になっている
山姥切「どうだ、勉学の方は」
歌仙「うーん、物覚えはいい方なんだが、興味無い事は忘れるようでねぇ…好奇心旺盛で興味あることはすぐ覚えるのに…」
難しいねと笑いながらお茶を飲む
歌仙「我々の生い立ちや歴史について等は好きみたいでね、毎日色んなこと聞いてくるよ、審神者としてはとてもいい事だね」
歌仙「でも、主、数字を覚えて計算も覚えて頭が良くならないと悪い奴に騙されちゃうからね?」
『えぇー!』
山姥切「朝三暮四とかだな」
『ちょうさんぼし?』
歌仙「朝三暮四とは、目前の差にこだわり、結局は同じ結果なのに気がつかないことのことを言うんだけど、
とある話があってね
とあるところに
その爺さんはとっても猿好きで沢山の猿を飼っていたんだ、猿と狙公は心をよく通わせていて、家の食べ物を減らしてまで猿にご飯を与えてたという。
でもある時急に貧乏になってしまって猿に餌を満足にあげれなくなってしまったんだ。
でもせっかく心通わせてるのに猿たちの機嫌をそこねるのはよくないと、ある提案をした」
『ていあん?』
歌仙「簡単に言うと、他人に、これはどうですかー?と聞くことだよ。
それで、狙公は猿達に
お前たちにドングリをやるのに、これからは朝に三つ、暮に四つにしようと思うがどうだ?
と、提案すると猿たちは怒り出してね
で、今度は
それじゃ、朝は四つ、暮に三つということにしよう。そうすればよかろう?と聞いたら猿達はこれでもかと喜んだそうだ」
『へぇー!あさよっつ…でもそれ かじゅ かわんない!』
山姥切「まぁ、朝三暮四の意味はちょっと変わるかもしれないが、
そういう事だ、数を数えられないと騙されてしまうということだぞ、主」
歌仙「さぁ、休憩終わり!お勉強再開しようか」
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れーむん(プロフ) - †NANA†さん» ありがとうございます (2022年7月20日 10時) (レス) id: 1683331958 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ38で、「廊下」が「老化」になっています。 (2022年7月20日 3時) (レス) @page38 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
れーむん(プロフ) - はるさん» リクエストありがとうございました。私なりに赤ちゃん返りを続編のページに追加させて頂きました。 (2022年7月18日 20時) (レス) id: 1683331958 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 赤ちゃん返りして何をするにも清光じゃなゃいやだいやだ。みたいな感じでおねがいします (2022年7月17日 19時) (レス) id: 7d6a742113 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 小さいこであるあるなんですが、赤ちゃん返りして清光がいやあ。でぐずる。1日がある話おねがいできますか。 (2022年7月17日 18時) (レス) id: 7d6a742113 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーむん | 作成日時:2022年6月30日 15時