【刀剣乱舞】ほのぼの幼女本丸！参る

39話 いち兄 ページ41

、


、


、


Aが霊力を込めて手をかざすと部屋に桜が舞う

「私は、一期一振。粟田口吉光の手による唯一の太刀。藤四郎は私の弟達ですな」


目の前にいる加州を見たあと、下に視線をやるとAが一期一振のズボンの裾を引っ張っていた

『いちにぃ？』


困惑気味の一期一振に加州が説明する


加州「この子が、ここの本丸の主、見ての通り小さいから審神者代理として大体の仕事は俺がしてるから、
わかんないことがあったら俺に言ってね。

で、粟田口の刀達からあんたの事聞いて顕現したって訳」


なるほどと言った一期一振はしゃがんでAと目線を合わせる


一期一振「よろしくお願いしますね、小さな主様。
私のことは一期一振……いいえ、いち兄とお呼びください」

妹ができたみたいで嬉しいですなと笑う


薬研「加州の旦那、少し聞きたいことが……」
そう言って部屋の襖が開かれると薬研と一期一振は目が合う


薬研「！？いち兄……？？」

一期一振「薬研藤四郎……いや薬研、」

＿＿＿＿＿＿＿＿

乱「わー！！いち兄！きたのー！本丸あんないするね！！」


五虎退「ぼ、僕も案内したいです」


わーと粟田口の部屋は一気に賑やかになる

清光「良かったねA、みんな喜んでるじゃん」

『うんっ！』


本丸がまた賑やかになった＿＿＿

40話 背中→←38話 兄

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す