9話 監査官 ページ11
清光「げぇつ!監査官ってあんたかよ…」
一文字則宗「よう!くそ坊主元気にやっているようで結構」
演練の話から数日後に監査官がやってきてAと清光は玄関に出迎えに行った清光
則宗の姿を見た瞬間玄関を閉めるよりも早く則宗は足を入れて止める
則宗「おひいさんも久しぶりだなぁ?すこしだけ大きくなったか?」
『きよみつをぬかすために、ご飯たーくさん!たべてるんだよー』
清光「俺、抜かされたら泣くかも…とりあえず入って」
本丸中を案内することになった清光はAを抱っこして進む
____
則宗「ほほう、まぁまぁ綺麗に手入れされてるようだな」
清光「そりゃね、毎日ちゃんと掃除しているし、Aがケガしないように点検もしてるからね」
廊下の木のささくれとか
則宗「うはは、愛だな」
『Aもてつだってるんだよ!このまえのトマト花咲いた!』
則宗「ほぅ、今は時期だったか?」
清光「知ってるでしょ、主の霊力高すぎるの、ちょーっと色々おかしくなってるんだよね。」
ほら、と指さす清光の先には
桜の木の少し離れたところには藤の花が咲き誇っていた
清光「あの木、ほぼずーっと咲いてるんだよねぇ〜」
則宗「ほほぉ〜それは面白いな」
清光「まぁもう慣れたけど…でも」
ぴたりと足を止める清光を不思議そうに見上げるA
則宗も続いて足を止めた
すこし眉を下げてAを撫でる
清光「この子は霊力によって死にかけた、
だから審神者になって霊力を少しでも体内から放出して
霊力を制御させようと政府は必死になっていた、
今は落ち着いたけど、少し前までは霊力が体を蝕んで
毎日のように熱だして…
俺今でも末恐ろしいよ、こんな小さな体に膨大な霊力が暴れてるなんて」
則宗「まぁ霊力は生まれ持つものだから仕方ないさ」
清光「そうなんだけど、さぁ〜。これが暴走したらどうなるんだろうって思っちゃうとおちおち眠れないよ」
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本丸中を回って監査を終わった則宗
則宗「ふむ、霊力や刀剣男士の状態にこれと言った不具合はなし、問題ないだろう政府には僕がしっかり報告する」
清光「はいはい、じゃーね」
則宗「まぁまた来るさ」
清光「えぇーもう来なくていいのに」
則宗「じゃぁなくそ坊主」
清光「はいはい、じゃーね」
『ばぁいばい!』
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則宗「主の事が気になってな!なぁに私情さ、気にするな」
清光「な、なんでだよぉおお!!」
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れーむん(プロフ) - †NANA†さん» ありがとうございます (2022年7月20日 10時) (レス) id: 1683331958 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ38で、「廊下」が「老化」になっています。 (2022年7月20日 3時) (レス) @page38 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
れーむん(プロフ) - はるさん» リクエストありがとうございました。私なりに赤ちゃん返りを続編のページに追加させて頂きました。 (2022年7月18日 20時) (レス) id: 1683331958 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 赤ちゃん返りして何をするにも清光じゃなゃいやだいやだ。みたいな感じでおねがいします (2022年7月17日 19時) (レス) id: 7d6a742113 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 小さいこであるあるなんですが、赤ちゃん返りして清光がいやあ。でぐずる。1日がある話おねがいできますか。 (2022年7月17日 18時) (レス) id: 7d6a742113 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーむん | 作成日時:2022年6月30日 15時