74和 迷う ページ28
バラっ___
隊員は原型がわからないぐらいにばらばらに切り刻まれる
「お前なんて言ったの?」
空気が重く炭治郎にのしかかる
「何度でも言ってやる!お前の絆は偽物だ!!!」
そう言い放つ炭治郎
すると
「なっ!!!A!!!」
炭治郎はようやく女鬼の背後にいるAに気が付いた
「あぁ・・・僕の妹だよ」
そう累はAに近寄った
「妹・・・!そんなはずはない!!!Aは!!俺の・・・」
そう言葉が切れる
「俺の・・なに?こんな山に連れてきて餌にしておいて?自分のとでも言いたいの?頬も赤くなってる、かわいそうに僕といれば家族になれるよ」
そうまたAを勧誘する累を見て炭治郎の顔に青筋が浮かぶ
『たんじろ』
Aが炭治郎に顔を向ける
「っつ・・・・」
その顔は何かを迷ってるかのような顔をしていた
_____________________________
シュッツ___
炭治郎の顔に切り傷がはしる
「っつ__!!(なんて切れ味だ)」
数歩後ろに下がり刀を構える
また糸が飛んできて木を切り裂く
「(わかる!刺激臭も薄まってきた糸の匂いも分かるぞ!!これなら戦える!)」
「(ふうん・・・なかなか!頭が回るやつだ・・・まぁ関係ないけどね)」
走り出し技をだす
「水の呼吸壱ノ型水面斬り!!」
糸に刀を振った瞬間____
パキンッ____
刀が折れた
「っ!!」
間一髪で糸をよける
ドカッ
地面に転がる炭治郎
すぐに起き上がり折れた刀を構える
「(信じられない・・・!この子の操る糸はさっき切れなかった鬼の体よりも尚硬いのか!!・・・・・すみません鱗滝さん鋼ずかさん俺が未熟なせいで刀が折れてしまった)」
シュルッ___
糸は波打つように炭治郎に襲ってくる
「(いや今はそんな場合じゃない!!考えろ!!糸が切れないなら間合いの内側に入れば・・・!)」
そう考えるも糸は炭治郎を容赦なく攻撃する
「(無理だ!!!生きているように動く糸の攻撃を抜けていけない!!そもそも動かない程度に加減されているのにこれだけ追い詰められてるんだ!!!)」
「とりけす気にならないのか???・・・・・・わかったずたずたになりな」
糸が何層にも重なって炭治郎を襲う
「(よけきれない!!!!)」
その瞬間血しぶきが舞った
「禰豆子・・・!!!」
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麗(プロフ) - 43ページ 名前変換出来てないところありますがわざとなのでしょうか? (2020年10月25日 14時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 同じく34ページ 希血 ではなく 稀血 ではないでしょうか? (2020年10月25日 14時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 34ページ 塁 ではなく 累 です。 (2020年10月25日 14時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - 凄いいい話ー!累死んじゃってるけどほんと可哀想だよね…過去…_(:3」z)_ (2020年2月20日 17時) (レス) id: 4b674ab2ae (このIDを非表示/違反報告)
pikachulove(プロフ) - 創作では幸せに…ということで救済してほしいです! (2020年2月11日 17時) (レス) id: 0d02ad4b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーむん | 作成日時:2019年10月12日 9時