【ワンピース】おじさま方との恋を (ページ4)

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中編4 赤髪の彼ページ4

『ふふ、あれが欲しいなぁ？』

「えぇ？仕方ないなぁ」

私は現在島の男を逆ナンしてデート中だ

そして、予想外のことがある

それは

「おい、俺の女とあんなベタベタしやがってぇぇぇえ」

「おい、お頭バレるだろ！」

「ルウお前もうるさい」

ルウとベンとシャンクスがコソコソ後ろから着いてきているのだ

ふふ、嫉妬させよう大作戦に変更

『ねぇ……キス……しよ？』

そう言って男の唇を奪うと後で爆発音が聞こえた気がした

＿＿＿＿＿＿＿

日が落ちてきていた

シャンクスはどんよりした空気をまとっている

効いてる効いてる……ふふ

『ねぇ……？私あそこ行きたいなぁ？』

甘えた声で指さす場所は宿

男は鼻をふくらませたあと、腕を組んで宿に向かった

もうすぐで宿に入るという所で肩を掴まれた

ゲームオーバーだ

『シャンクス……』

俯かせて私のかたを掴むシャンクス

「おい、なんだおま……え」

と言ったところで赤髪のシャンクスと気づいたのか腰を抜かして悲鳴をあげながら逃げていった

『あーあー』

残念そうに消えていった男の背中を見ていると

ぎゅっ

ポスン

優しく抱きしめられていた

『ちょ、シャンクス？』

肩が震えている、心配になり顔をみると

「うぅ……ぐずっ」

『え！シャンクス！？』

顔をぐしゃぐしゃにしながら泣いているシャンクスがいた

「すまねぇぇ……お前の気持ちがわかったァァんだァ……うぅ……ゆるしてくれぇぇもうしないからよぉ……」

きっと船を降りる前の私の言葉で、仕返しだと気づいたのだろう

『今回だけだからね』

私は泣き顔のシャンクスにキスを落とした