【ONE PIECE】白ひげ海賊団には愛され幼女がいるようですよ (ページ47)

今日:12 hit、昨日:22 hit、合計:760,895 hit

変態45号いたずら編4 ページ47

『みーちゃ…』

ここは今は使われていない廃棄武器庫

その中にAはいた

Aの腕の中にはぐったりした生き物

『みーちゃ…みーちゃ…』

Aはぐったりしている生き物に声をかけ続ける

すると

「そういうことか…」

背後から聞こえた音にビクッと肩をあげるA

後ろを振り向くと壁に寄りかかってこちらをみているイゾウがいた

Aはめになみだをためる

ｺﾂｺﾂ

「イタズラはこいつの仕業か？お嬢」

足音を鳴らしながら近づいてくるイゾウ

それをみて自分の後に生き物を隠すA

『みーちゃわるくない！』

「こっそり餌とかやってたんだろうが、マルコとエースといたおかげで餌をあげられず、そいつは今衰弱している

正直に話せるな？」

イゾウはAの頭にポンと手を載せる

そしてしばらく考え込んだAだがｺｸﾝと頷いた

『みーちゃ…おそとにいたの。

一緒に遊んでたら…物こわしちゃって…

みーちゃがやったってわかったらみーちゃすてられちゃうから…』

「なるほど、だから自分がやっているようにみせたのか、そいつの名前はみーちゃであってるのか？」

Aが抱き抱えている生き物を指さすイゾウ

ｺｸﾝとAは頷いた

『にぃにぃ…』

ますますぐったりしているみーちゃを見てぽたぽたと涙を流すA

「…わかった俺が匿おう」

『にーに？』

ーーーーーーーーーー

「で、今日はお前が見るのかよい？」

2回目の会議で最終ということでイゾウが1日みることになった

「あぁ、任せとけ」

ーーーーーー

「おれはこいつを治すことは出来ねぇ、サッチ達に言たほうがいいんじゃねぇのか？」

『だめぇ！』

「すてねぇとおもうぞ？」

そういうもダメダメいうので仕方なく部屋でみーちゃを寝かせた

「…犬でも猫でもねぇし…見たことねぇな」

ミルクを飲ませたもののまだぐったりしているみーちゃを観察するイゾウ

「少しここを離れるが大丈夫か？」

その問に頷くAそしてイゾウは部屋をあとにした