【ONE PIECE】白ひげ海賊団には愛され幼女がいるようですよ (ページ15)

今日:9 hit、昨日:22 hit、合計:760,892 hit

変態14号迷子2 ページ15

『ねぇーおじちゃにーにーどこ？』

太陽はまだ登っているはずなのに

真っ暗

森の奥にどんどん進んでいくチンピラ

「もうすぐだぞ」

そうしてついた場所

小さなボロい小屋

そこの前で切り株に腰をかけ酒を飲んでいるチンピラども

そう、山賊だ

「頭ー！！」

「あ？お前かどーしたんだ」

「見てください！新しいやつです！」

「おぉでかした！！暇だったんださっそくヒューマンショップにでも売りに行くか！」

「へい！」

『ひゅーまん？しょっぷ？

ねぇーおじちゃにぃには？』

「てめぇのにぃにはなお前を捨てたんだ」

『すて…た？』

「あぁ、ぽいってな！」

チンピラがポイ捨てのようなアクションをする

『うそはだめなんだよ！』

「ったくうっせーな嘘じゃねぇよ！」

そうしてまるでボールのようにAを木に向かって投げる

「おいおい、あまり傷はつけるなよー」

「わかってますって」

そしてAはそのまま木に向かって飛んでいく

木と当たる寸前

Aは誰かに抱きとめられた

「あらら～危ないじゃないの」

「あ？んだてめぇ！！」

「っ！！！」

お頭と呼ばれた人は顔をひきつらせる

そして隣に座っていたチンピラは腰を抜かした

「なんで…なんでこんなところに！！！」

「''海軍大将!!青雉''が！！！なんでこんなところに！！」

「あーあれだ、パトロール(サボり)してたらお前らがなーんか怪しいことしてるから付いてきたら案の定」

ったくまた書類増えるじゃん

と青雉は面倒くさそうに頭をかいた

ーーーーーーーーーーー

山賊は青雉により捕えられた

あとで部下が取りに来るということだ

青雉もといクザンがAと目線を同じ高さに合わせる

「あー、なんだ。嬢ちゃんどこの子？」

頭にハテナを浮かべたA

そしてようやく意味を理解して

胸を張って答えた

『海の子！！』

「いや、まぁ元をたどればみんな海の子なんだけどさ…」

『？？』

「あー、なんだもういいや、とりあえず…」

ーーーーーーーー

「それで？連れてきたと」

「いやーすいません」

ばかもの！！！と怒鳴られる青雉

ここは海軍本部

元帥

センゴクの部屋

困った青雉が連れてきたのである

「まったく…書類を放り出してどこへ行ったかと思えば…

ここは保育所じゃないんだぞ！！！」

「いやー。すいません」

『？』