39話 滞在2日目の朝 ページ9
(Aside)
「チュン、チュン」
主「うっ、まだ眠たいのに……」
窓から差し込む日差しと
小鳥たちの鳴き声のせいで
目を覚ましてしまったんだけど…
パジャマの胸のポケットから
“ガサッ”って紙が掠れた音がした
主「ん？」
不思議に思って確認してみると
一枚のメモ用紙が出てきた。
主「何コレ？？」
眠たい目を擦りながらメモ用紙を確認する
“目を覚ましたら食堂に来なさい。パスカル”
主「って、今何時なの！！」
急いで時計を確認すると
主「まだ、朝の6時か……よかった」
とりあえず……着替えてから
一階の食堂に行こうかな？って思ったら
突然、背中を思いきり叩かれた
主「痛っ！？」
驚いて、後ろをみると……
私の左側隣で
気持ち良さそうに寝ているハロくんがいた
ハロ「スゥー、スゥー」
な、な、なんで！？
ハロくんが私の隣で寝ているわけ！！
主「ねぇ、ハロくん。起きて！！」
ハロ「ん……まだ眠たいから
もう少しだけ寝させ……て…………」
ハロくんの胸ぐらを掴んで
激しい揺らしながら
主「ちょっと、ハロくん！？
呑気に寝ないで、すぐに起きてってば！！」
ハロ「ぐあっ！？」
主「ハロくん！！起きてってばーー！！」
ハロ「……首が…苦し…い」
主「えっ、ハロくん！？」
私が気付いた時には
ハロくんが白目をむいて、ぐったりしていた
主「ギャーーー！！？」
ハロくんの胸ぐらから手を離して
主「とりあえず、救急車を呼んで………
ってか！ここはイタリアだから
私…救急車の番号知らない！どうしよう！！」
頭を抱えて悩んでいると
一枚のメモ用紙が目にはいった
主「先生が起きたら食堂に来るようにって
メモに書いてあったから！！もしかしたら……」
白目をむいているハロくんを
背負って、一階の食堂に急いで向かった
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雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください！更新楽しまにしてます (2022年3月11日 16時) (
レス) @page21 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
ノベノベ(プロフ) - 椎さん» アルコール度数が高いやつを未成年が一気飲みすると、心臓が止まるなんて全然知りませんでした！すごく助かりました！ありがとうございました！m(__)m (2017年6月4日 15時) (レス) id: 0b2b98c68b (このIDを非表示/違反報告)
椎(プロフ) - アルコール度数高いやつを未成年が一気飲みすると心臓止まりますよ (2017年6月2日 17時) (レス) id: 74fa652b7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白黒アリス | 作成日時：2017年3月4日 16時
