✾✾ハニーレモンソーダ✾✾

あいさつ ページ49

翌朝※Noside



遠「おはようございまーす！」


石「お、おはようございます！」




「おはよー」


「ウーっす」






挨拶と書かれたタスキをかけたあゆみたちが


校門の前で立ちながら登校してくる生徒たちに声をかける






「界タスキ似合わねー！笑笑」


三「いや、こんなん似合うやついね……あぁ」






界は羽花の姿を見て納得したような表情をした






阿「なぁAまだか？あいつにも言っといたんだがなー」


高「あ、ちょうど来ましたよ」


遠「Aー！早く！！」










Youside



あ「ふぁーぁ」


隼「今日お前挨拶なんたらがあるんじゃねーの？
阿部さんから連絡来たぞ〜
お前を遅刻させんなって」


あ「出席日数とかに影響ないじゃんそれ」


隼「ばっか、挨拶から1日の学校生活始まるんだぞ
ちゃんとしろ！」


あ「…おっさんくさ」


隼「まだ22だっつーの！笑
ほら行け行け」


あ「はいはい」






隼人さんに叩き起されていつもより早い時間に追い出される


欠伸をしながら校門に着けばあゆみたちはもうだっさいタスキをかけて挨拶していて






阿「A遅いぞー笑
辻にもちゃんと言っといたのにな」


あ「叩き起されましたよ」


阿「あはは！そうか笑
あいつも真面目になってくれたな笑」


あ「……」


三「…辻って隼人さん？」







タスキをかけて界の横に並べばそうボソッと尋ねてきた







あ「そー。隼人さんここの卒業生
阿部さん担任だったらしいよ」


三「まじか」







そしてそんな会話をした時、前から歩いてきた








「芹奈ー！」


「英語の訳やった？」


菅「う、うん」









芹奈ちゃんとあの取り巻き3人


あんな騒動があったのが嘘のように取り巻き3人は


芹奈ちゃんにベタベタと引っ付いている



それを見た男子生徒が







「なんか先生たちに説得されたらしいよ色々と」






と言った。なるほどね


いやでも変わりすぎじゃね？芹奈ちゃん引いてんじゃん笑





すると芹奈ちゃんの視線がこちらに向き……






菅「界、これ昨日のパーカー」






と隣にいた界の元に走ってきた






菅「柔軟剤の匂い嫌いだったらごめん」


三「いや、普通にいい匂い」


菅「それとAちゃんも昨日ごめんね！！
頬はもう大丈夫？」


あ「全然気にしないでー」






最後まで芹奈ちゃんはごめんとポーズしながら


校内へ入っていった

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