✾✾ハニーレモンソーダ✾✾

元カノ ページ41

女「石森ちゃんも笑ってる！いい写真じゃん！」


女「この写真見る限り三浦くんと一緒にいた方がいいね」


石(…はい、私はそうなんです///)






この写真で更にクラス内が界と羽花ちゃんはセットでいなければいけないという認識が強くなったようで


私はなんとも言えない気持ちになった


やっぱりちょっと外の空気でも吸いに行くか……





私は一人教室を出て屋上へ行こうと階段を登ろうとした時





？「わーっ！！！」


あ「は…？」






階段の上から1台のスマホが飛んできて


それと同時に悲鳴が聞こえてきた


私は咄嗟にキャッチしようと手を伸ばしたが


運動音痴な私が上手くキャッチできる訳もなく……






ｺﾞﾂｯ






あ「いっ……！！！」






おでこにクリティカルヒットした






あ「ったぁ……って…これ……」






おでこにヒットし私の横に落ちたスマホを手に取れば


画面には見覚えのある面影の黒髪の男の子が写っていた


……なんか界に似てるなこれ




すると……






？「ごめんね！当たんなかった！？」






と綺麗な女の子が私の元に慌てて走ってきた






あ「……大丈夫、はいこれ」


？「ってAちゃんじゃん！！
！！そのおでこ！！もしかして当たった！？ごめんね！！」


あ「……いや、全然大丈夫だから。気にしないで」






なんで私の名前知ってんだろ






「なにやってんのー笑芹奈！」






その後から友達と思われる男女がやってきてそう言った


ん？芹奈……？聞いた事あるな…？






菅「ごめんねほんと！じゃあね」






芹奈と呼ばれたその子は私に再度謝ってからその友達と歩いていった


芹奈……芹奈…


あぁ、あの子が菅野芹奈って子かな


……界の元カノ。







あ「…じゃあの写真はやっぱり界か」







しかもまだ持ってるってことは好きってこと…？


あー…なんか今日こういうの多いな。







あ「厄日か？」







ため息をついた瞬間……


ｷｰﾝｺｰﾝ ｶｰﾝｺｰﾝ


チャイムが鳴ってしまい、結局私は屋上へ行くのを諦め教室へと戻ったのだった

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