✾✾ハニーレモンソーダ✾✾

BAR ページ29

バイト先のBARの入口まで界に着いてきてもらうと……





三「オシャレなとこだな」


あ「まぁオーナーの趣味？」





なんて話をしたその時……






隼「あれ？A？」


あ「隼人さん！」






オーナーこと隼人さんがちょうどやってきて鉢合わせした


手には袋を持ってるから買い出しに行ったのだろう







隼「……このイケメンは？」


三「はじめまして
Aのクラスメイトの三浦界です
Aが今日足捻ったんで送りました」


隼「え！？大丈夫か？
電話くれりゃ車出したのに…
えっと…界くんだっけか？わざわざありがとな〜」


三「いえ…」


隼「あ、そうだ！
界くん良かったらうちで飯食ってく？」


三「…いえ、この後バイトなんで」


あ「え！？バイトだったの！？
わざわざごめん！」


三「まだ時間あるから
でも1回荷物取りに家寄るから今日は帰ります」


隼「そっか！じゃあまた今度遊びにおいでよ
ほんとありがとな！気をつけてー」


三「っす…A、また明日な」


あ「うん、ありがと、また明日」







1人去っていく界を隼人さんと並んで見送った







隼「Aが人を連れてくるなんてなぁ」


あ「あのね隼人さん、今日……」







さっきあった事を話し、界に家の話をしたことを話すと


隼人さんは黙って聞いていたが








隼「そうか……界くんには話したのか
Aが信頼できるやつが増えて俺は嬉しい
あいつもきっと安心してるよ」


あ「……あの人のことは話してない」


隼「………」
(まだ時間がかかるか…
あの界くんが…Aのことを救い出してほしいけど…)

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