災難 ページ2
隼「A〜お前学校じゃねぇの?そろそろ起きな」
あ「ん……」
バイト先の部屋で寝ていたらオーナーの隼人さんにそう声をかけられ目を覚ました
元々知り合いである隼人さんは私の事情を全て知っていて
店の奥の一室を私の部屋にしてくれた上にバイトもさせてくれる
とてもお世話になっている良い人だ
そんな隼人さんに見送られながら
1週間前に入学したばかりの八美津高校へ足を進めた
あ「……ねむ」
いまだ感じる眠気と闘いながらようやく学校へ着けば
玄関前で何やら聞こえる騒がしい声
ちらりと視線だけをそちらに向ければ……
「おい三浦!おまえあんま調子乗んなよ
俺らより目立ってんじゃねぇよ!」
「そうだぞ!まずその黄色い髪の色をだなぁ」
と4人グループが3年生に囲まれていた
その中心にいる人物は綺麗な金髪に帽子をかぶっていて
その表情は何を考えているのか分からないほどの無表情
同じクラスの三浦界で私がいつも一緒にいるグループの1人
あ(……なんでこんなとこで…)
玄関前でやめなよと思いながら界たちの元へ行こうと近づいた時……
プシュ
と何やら音が聞こえたかと思えば
バシャッ
と私の体に思いっきり液体がかかり思わず足を止めた
3年生の先輩たちは俺らは知らねぇから!と言って
慌てて立ち去っていく
あ「…は?」
石「!!」
三「…あ」
微かに甘い匂いがする液体が飛んできた方を見れば
空になったペットボトルをこちらに向けたまま固まっている界と
青ざめた顔で驚いていたグループメンバーたち
さらに……
私のすぐ隣からポタポタと音が聞こえ横を見れば同じようにジュースをかけられ濡れた
地味目の女の子、石森羽花さんが立っていた
…さいあく。
遠「何してんの界ー!!!」
三「いやうぜぇから。避けんなよあいつら」
遠「Aー!!
それとこの子も!!
だ、大丈夫!?」
グループの1人である遠藤あゆみが慌てて駆け寄ってきた
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ユッケ(プロフ) - ゆりあさん» ありがとうございます!頑張ります笑 (5月14日 1時) (レス) id: d7d2e93497 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ - 続きめっちゃ気になります!更新楽しみにしてます! (2023年5月10日 4時) (レス) @page49 id: e3b26bcb9a (このIDを非表示/違反報告)
kalisu - 応援してます! (2023年5月2日 18時) (レス) id: a5a8f6f8a3 (このIDを非表示/違反報告)
ユッケ(プロフ) - kalisuさん» ありがとうございます!文章力とか構成考える力とか全然ないけど最後まで頑張ります笑 (2023年5月1日 23時) (レス) id: b458c92bfa (このIDを非表示/違反報告)
kalisu - 私もハニーレモンソーダ好きです!漫画持ってます!でもこの作品もとっても好きです!頑張ってください! (2023年5月1日 23時) (レス) @page41 id: a5a8f6f8a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユッケ | 作成日時:2023年4月8日 1時