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side チャニョル
デビューを知らされた時、
初めて見たAヌナ。
『西畑Aです。日本人です。』
『足手まといになるかもしれませんがよろしくお願いします。』
少し低めの地声と
誰も寄せつけない様なピリッとしたオーラ
年下組にはちょっと怖くて
中々距離は縮まらずにいた。
「ここはどうやるの？」
『あーそこはね……』
年上のヒョンたちは
妹みたいに可愛がって
同級生のヒョンたちは
親友のように信頼しあって
年下の俺達は
その光景をただ見ているだけだった。
『お疲れ様、』
ヌナと話す機会は突然にやってきた。
ダンスが苦手な俺は
その日のレッスンでこっぴどく叱られた。
気分的にも最悪極まりなくて、
ちょっと八つ当たりみたいな感じで
踊ってたんだよな。
「Aヌナ、お疲れ様です」
『真面目だね、残ってやるなんて』
「僕の実力不足ですから…」
そうかなあ、ってちょっと不服そうな顔をして
『チャニョルくんには武器があるでしょ？』
『ラップ出来るのカッコイイよ』
私苦手だからって苦笑いするヌナ。
『苦手なことは努力すべきだけど、』
『自分の武器は磨き続けないとだめだよ？』
イケメンにも苦手なことあるんだねぇ
なんて言いながら髪をポニーテールにして
音楽をかけて踊り始めた。
『教えて欲しい所あったら言ってね』
「ありがとうございます、ヌナ」
あの日からヌナと仲良くなって
今では
『チャニョラ〜！！』
「なんですかヌナ！」
『私のキャップまた被ったでしょ！？』
言い合い出来るくらい
本当の姉みたいだ。
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なな - この組み合わせ最高です！ (2019年3月29日 2時) (
レス) id: 56de4c3642 (このIDを非表示/違反報告)
初音(プロフ) - 好きと好きが合わさった素敵な小説…楽しみにしてます！ (2019年3月24日 18時) (レス) id: c0fa5c81b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シヲン | 作成日時：2019年3月23日 20時
