今日:12 hit、昨日:8 hit、合計:34,331 hit
小｜中｜大
3 ページ15
side A
ベッキョナに限らず、うちのメンバーたちは
みんなひとりで抱え込む。
でも人一倍我慢するのが
ベッキョナとジョンデ。
こうやって爆発するまで
誰にも言わずじっと我慢してしまう。
「ヌナ、」
『ん？』
「来てくれてありがとう」
『いいえ、ベッキョナが元気ないと心配なんだから』
言葉で慰めるよりも
ハグしてあげた方が
落ち着くらしいベッキョナは
私に抱きついたまま
『本当可愛い顔立ちしてるよねぇ』
スヤスヤと寝ている。
ちょっと口空いて寝ているのが
可愛いなぁなんて思って
自然と口角が上がってしまう。
度重なるブリーチで
傷んだ髪の毛。
でもそれを気にしてケアしているから
サラサラとした指通りの髪の毛を撫でると
心做しか安心した表情のベッキョナ。
『気付かなくてごめんね、』
そっとベッキョナから抜け出し
布団をかけて
ゴミを持って
『おやすみ、』
ベッキョナの部屋を出た。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なな - この組み合わせ最高です！ (2019年3月29日 2時) (
レス) id: 56de4c3642 (このIDを非表示/違反報告)
初音(プロフ) - 好きと好きが合わさった素敵な小説…楽しみにしてます！ (2019年3月24日 18時) (レス) id: c0fa5c81b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シヲン | 作成日時：2019年3月23日 20時
