・芽生え始めたのは ページ19
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side sho
大きな仕事が落ち着いたら体調を崩してしまうのは毎度の事で、いくら体調管理をしてもこればかりはどうしようも出来なかった。
ドラマの撮影もクライマックスを迎えて、そろそろ気を付けないといけないなって自分でも配慮はしていたつもりだったのに
朝からなんだか体が重かったのは確かだ。
それが熱から来てるものなのか、それともただ単に筋肉痛なのかよく分からなくて まあ大丈夫そうだったしそのまま仕事へ向かって なんか嬉しそうな廉を見てるとAちゃんに会いたくなって
午後からオフだったから そのままぶらぶら買い物でもしようかなって思いながら辿り着いてたのはAちゃんと会ったコンビニだった。
ちょっとだけ待って、ハンカチ返したらすぐにバイバイしようって思ってたのに
全然会えねーし、時間はただ過ぎてくし、なんか目の奥は熱くなって動くのもしんどいし。
でも、やっぱり会いたくて 一目でいいから顔みたくて堪んねーの。あの人といると落ち着くのは確かだし、コロコロ変わる表情が楽しくてしゃあない。
頭の中で想いを
そこからの記憶は曖昧で、ふと目を開けると見知らぬ天井が視界に移る。びっくりして辺りを見回すとベットサイドに顔を埋めてスヤスヤ寝息を立ててるAちゃん。
…え、Aちゃん！？なんで！？！
枕元に置いてあった携帯を見ると時刻はもう深夜2時半を示していた。おでこには新しく張り替えられたであろう冷えピタと、ベッドのすぐ側に置いてある小さなテーブルにはお水と風邪薬が。
…あー、俺もしかしてやっちまったんか。朝から体 重たかったんは熱のせいで、Aちゃんと会って安心したら余計に熱でも上がった、、ってとこかな。多分やけど。
そんでそのままAちゃんに看病してもらったんか、、うわー俺結構やばくない？しかもベッド占領してAちゃん座ったまま寝かせちゃったし
紫耀｢…最悪。｣
ぽつりと呟いた言葉は静かに消えて行く。
サラサラな髪の毛が手に当たって擽ったくて、そのまま彼女の頭を優しく撫でるとぶわっと気持ちが溢れ出す。
ひとつ、またひとつ、想いが積み重なって
まだ何も知らない男のためにここまでしてくれるとか、どんだけ優しいんだよ。
こんなの…好きになっちゃうじゃん。
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小松ミナ(プロフ) - すてきなお話で、待つのも楽しみにです(〃ω〃)紫耀くんとのこれからが気になります♡ (2022年12月3日 15時) (
レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぴ(プロフ) - ミナさん» のんびり亀更新ですが...笑 コメントありがとうございます。励みになります！ (2022年12月3日 15時) (レス) id: d58e5be1a5 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 更新嬉しいです!ありがとうございます (2022年12月3日 6時) (レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 続き楽しみです(๑>◡<๑) (2022年12月2日 22時) (レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぴ | 作成日時：2021年9月6日 18時
