プリパラ！〜ボーカルドールの輝く翼〜【紫京院ひびき】

3話 ページ4

「ライブ…ライブってどうやってするの？」

次の日、青年が言っていたライブをしようとその建物に向かうが何をどうすればいいのかも分からない彼女は呆然と立っている。


「ねぇ！今日らぁらちゃんのライブやるんだって！」

「えー嘘！早くみたい！！」

「うんうん！早く行こ！席なくなっちゃうよ」


横にいる人達の話を聞いてはライブがある場所が分かり後ろからついて行く


「あ、れ…？」


ついて行ったはずなのに迷子になってしまった、どうしようと悩んでいれば音楽が聞こえてきた


「ｯ…！！」


音楽が聞こえドアを開ければそこは最上階の席だった、周りには誰もいなく1番上からライブを見ることが出来た


「オシャレなあの子をマネするより〜♪」


ステージで歌って踊っている、周りの人達は「らぁら！！」と声を上げている、みんなが彼女の歌に目を輝かせていた


「綺麗…みんな、輝いてる！！」


歌いたい、踊りたい…っ！そんな思いが込み上げてくる、目を輝かせていて気付いたらステージに上がっていた


「ふふｯ、みんなの煌めき…もっと見たい！」


マイクを手にらぁらの隣へ立てば一緒になって歌い始める


「ｯ…！！だ、だれ？」

「可愛い！え、スペシャルゲスト？」


周りも驚いている、だが1番驚いているのはらぁらだがニコッと微笑み歌い始める


「Make it!ドキドキするとき無敵でしょ〜♪」

「Make up!キラキラ未来で決まりでしょ〜♪」


歌もダンスもらぁらに合って‥いや、まるで合わせていた…らぁらとファリリアは2人でランウェイを歩く


｢「メイキングドラマ！スイッチオン！！」」


「「ときめき！プレゼントフォーユー！」」


「「サイリウムチェーンジ！」」


「「Make up! キラキラ未来で決まりでしょう〜♪ 夢はもう〜 夢じゃない〜♪」」


「「誰だって叶えられる〜 Lady! Ready to go Paradise！」」


ステージの上で二人ともポーズを取る、最初はファリリアの突然の登場に驚いていたみんなだったがファリリアの歌とダンスに心を奪われたのか歓声を上げる


「すっごーい！私真中らぁら」

「ファリリア、らぁら…楽しかったよ」

ステージの上で2人はニコッと微笑む、らぁらのアイドルランクが上がり喜んでみんなの方を向く


「あ！ファリリア、トモチケ…あれ？いない」


もう一度振り向いたらファリリアの姿は消えていた、みんなも気づかなかったみたいでファリリアは謎の天才アイドルとしてプリパラ内に広まった

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