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Aside
やまとにキスされた日から2日が経った。
やまとは全く変わった様子はなく、いつも通り仕事をこなしていた。
それに比べて私は、、
ひゅ「鍋!吹きこぼれてる!」
『あ!ごめん!』
この所ずっとこんな感じ。
あの日のやまと、、押し倒された時力を込めても全然動かなかった。やまとの瞳は私に向けられていて、すごく引き込まれそうだった。
やまとも大人の男性なんだと思った。
『……かっこよかった、なんて、言えないよ』
キッチンにしゃがみこみ、赤くなった顔を隠した。
ひゅうがside
今日は外での撮影。
移動の車の中で、最近思っていることを口にする。
ひゅ「やまとお前、Aになんかしただろ」
ゆた「俺も思ってた。あきらかにAの様子がおかしい。」
あむ「Aにやまとを起こしに行ってもらったあとくらいから変になったと思う。」
ゆま「ずっと上の空って感じです。」
やっぱりみんな気づいていたようで、みんなでやまとを詰める形になった。
やま「……Aにキスした、」
その言葉を聞いて、メンバーたちがマジかー、ヒューヒューと騒ぐ中、俺だけは何も言えなかった。
そうか、やまとは今でもAのこと…
譲りたくはない、でも、やまとが高校の時からAのことを気にしていたのを知っている。
だったら、俺はやまとのことを応援したい。
ひゅ「Aのこと好きなのか」
俺の真剣な声にやまとも真剣にかえす
やま「うん、誰にも渡したくないくらい」
ひゅ「だったら応援するしかないわな!」
やま「ひゅうが、ありがとう」
ひゅ「おう」
やまとのことは信頼してる。
だからこそ、もし泣かせるようなことがあれば、絶対許さないからな。
口には出さなくてもきっとやまとには伝わっているだろう。
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サンカク(プロフ) - ねさん» コメントありがとうございます!そのお言葉を胸にこれからも頑張って書きますね! (2021年12月10日 8時) (レス) @page39 id: 3c6e4aa67e (このIDを非表示/違反報告)
ね - お話読んでてめちゃめちゃキュンキュンしてます笑これからも更新楽しみにしています!頑張ってください! (2021年12月7日 0時) (レス) id: b58a06d955 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サンカク | 作成日時:2021年11月24日 14時