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※ピンク
やまとside
俺を起こしに来たAは相変わらず俺のことを男とみていないようで不用心に俺の頭を撫でる。
俺がAのことをどうしたいか、なんて口には出せない。
それぐらいにどうしようもなくAのことを思っているから。
Aに俺のことを意識して欲しくてつい意地悪をしてしまった。
ベッドにAを押し倒し、首元にキスをする。
くすぐったいのか、それとも感じているのか。
身をよじるAがかわいくて仕方がない。
『やま、と、』
徐々に赤くなっていくAが、俺の名前を呼ぶ。
やま「かわい」
俺はAの唇に自分の唇を重ねた。
口の隙間からAの声が漏れだす。
何度も何度も角度を変えてAに俺の気持ちが伝わるように。
ゆっくりと唇を離すと、少し目が潤んだA。
やま「…ごめん、ちょっとやりすぎた」
かわいくて仕方がない、でも傷つけたくない。
そんな葛藤の中俺はまたAを抱きしめた。
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サンカク(プロフ) - ねさん» コメントありがとうございます!そのお言葉を胸にこれからも頑張って書きますね! (2021年12月10日 8時) (レス) @page39 id: 3c6e4aa67e (このIDを非表示/違反報告)
ね - お話読んでてめちゃめちゃキュンキュンしてます笑これからも更新楽しみにしています!頑張ってください! (2021年12月7日 0時) (レス) id: b58a06d955 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サンカク | 作成日時:2021年11月24日 14時