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やまとside
風呂からあがってリビングに戻るとAの姿はなく、寝室に行くと、ベッドに座ってケータイでコムドットの動画見ているAがいた。
ここでポイントなのが、体育座りをしてワニのぬいぐるみを抱きしめながら見ていることだ。
ちょこんと妖精がいるようなそんな感覚に、胸をわしづかみにされる。
やま「…かわいすぎるでしょ//」
ぼそっと呟いたその声に反応してAがこっちを見る。
『あ、やまとおかえり!こっちきて!私も髪乾かしてあげる!』
俺を見つけた途端ぱあっと笑顔になって動画を直ぐに消したA。
Aの動作の中に俺への好きの気持ちが溢れ出ていることが嬉しくてなんだかこそばゆくなる。
お客様〜痒いところはございませんか〜なんていいながら俺の髪を乾かすA。
それはシャンプーの時だわ笑
『はい、終わり〜』
カチッとドライヤーを切るA。
ありがとうという気持ちでAに軽いキスをする。
突然の事で一瞬驚いた顔をしたAだったが、直ぐにへにゃっと嬉しそうに笑った。
『やまと!どの映画観る??』
無邪気にリモコンで映画を探しているAの隣に座り、リモコンを取り上げる。
やま「A」
ゆっくりと近づいてAの唇と重ねる。
状況を理解したのか、少し照れたような反応をするA。
ゆっくりとAをベッドに押し倒し、キスを繰り返す。
ソフトなものから段々と深く、Aが俺の胸を押した時、ゆっくりと唇を離した。
少し荒くなった呼吸と、潤んだ瞳。
こんなに色っぽいAを目の前に、何もしないなんてありえない。
やま「A、いい?」
Aは顔を赤くして、俺の首に手を伸ばす。
ぎゅっと抱きしめた時、
『いいよ』という返事が聞こえた。
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サンカク(プロフ) - ねさん» コメントありがとうございます!そのお言葉を胸にこれからも頑張って書きますね! (2021年12月10日 8時) (レス) @page39 id: 3c6e4aa67e (このIDを非表示/違反報告)
ね - お話読んでてめちゃめちゃキュンキュンしてます笑これからも更新楽しみにしています!頑張ってください! (2021年12月7日 0時) (レス) id: b58a06d955 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サンカク | 作成日時:2021年11月24日 14時