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#4 ページ32

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__ その日の夜。








課題もキリの良い所で終わらせて、






ソファに寝転がっていた。








天井で輝くシャンデリアが凄く儚げで…








「 廉さん…まだかな、 」








いつの間にか、そんな事を口にしていた。








と、ドアの方からガタリと音がして






慌てて体を起こすと音のした方に顔を向ける。








そこには…








廉「 あかん…めっちゃ、嬉しい… 」








って言いながら口元を抑える廉さんがいて。








その顔は、真っ赤で頬が緩んでいた。








今の言葉を聞かれていたと思うと、廉さんが帰ってきた事よりも先に頭が焦り出す。








あんな、恥ずかしい言葉…








本人がいない所で言うのも恥ずかしいのに…






本人に聞かれるとか災難だ。








それでもなんとか弁明しようとするけど








廉さんは私が口を開くよりも先に、足取り軽く私に近づいてきて体を抱き寄せた。








あまりに突然の事で頭が追いつかない。








私を包んでいるのは間違い無く廉さんの体温で。








微かに漂った香水の独特な香り。








私の心臓は、太鼓の如く激しく打ち付けていた。








「 え、れ…れれ廉さん? 」








あまりの動揺に口の震えが止まらない。








すると廉さんは、腕に力を強めて。








廉「 大好きな人を…待たせるんが辛くて、
でも、Aは平気やと思ってたから… 」








“ ほんまに、嬉しかった ”








それを聞くだけで温和になっていく心。








平気なわけないじゃん。








もう私の中で、廉さんは知らない人じゃない。








__ 思い出したんだから。








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よえとぎ(プロフ) - るるぽんぬさん» コメントありがとうございます。いいお話がお届けできるように頑張ります! (2018年7月24日 11時) (レス) id: 1406827af9 (このIDを非表示/違反報告)
るるぽんぬ(プロフ) - 今日初めて見ましたがとっても面白いです!更新楽しみに待ってます! (2018年7月24日 11時) (レス) id: 7038e95e66 (このIDを非表示/違反報告)
よえとぎ(プロフ) - 七星さん» コメントありがとうございます。お話を届けられるように頑張りますね! (2018年7月24日 0時) (レス) id: 1406827af9 (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - 毎回更新楽しみにしています!できれば完結まで見たいです! (2018年7月24日 0時) (レス) id: 26f8990d94 (このIDを非表示/違反報告)
よえとぎ(プロフ) - なぎーりさん» コメントありがとうございます。結末がお届けできるように頑張ります! (2018年7月23日 23時) (レス) id: 1406827af9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よえとぎ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年7月14日 20時

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