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なんて、心の中で言い訳をしながら、優太の質問におねーさんを思い出しながら答えてあげる。
「めっちゃ優しい人でや〜、可愛いより美人？、ちょっと素っ気ないけど…」
「ちょー廉のタイプじゃん、笑」
俺の言葉に、面白そうに笑って返事をした優太。
東京に来た頃から、かなり仲良くしてるし、なにかと優太に絡む事が多い所為で。
優太は、紫耀も知らんような、俺の女のタイプとか、趣味とか…いろんな事を知ってる。
もちろん、裏の情報とか…弱み的な？
ほんま…敵に回したくないわ。
やから俺も、優太に脅されんように優太の弱みとかを握りたいんやけど、そう簡単やなくて。
いっつも優太と一緒におって、
俺のいらへん情報を無駄にいろんな人に言いふらしてへんか、ちゃんと監視してる。
と、優太の肩に回していた腕の力を緩めて、腕を離すと普通にスッと横を歩く。
真顔で行こうって心の中で決意しても、
おねーさんのことを無意識に思い出して考えてしまう俺の脳に反応して、ニヤけてしまう。
「デレデレだな〜！笑」
「え？俺、そんなニヤついてる？」
「いや、まじ気持ち悪りぃくらい」
若干笑い気味に、俺の顔を指差してそうやって言ってくる優太に聞いてみると、
結構、真面目な顔で答え返されて。
“ 重症だな ” って笑いながら肩を軽く叩かれるから、２人でギャーギャー言いながら部屋に入る。
優太ってたまに力加減アホになるんやって、笑
って、優太と戯れながら中の様子を見ると、中にはもうすでにメンバーが揃ってて。
紫耀は、いつもと同じように床に寝転がっていた。
否… “ 疲れ果ててた ” 。
「紫耀、大丈夫か〜？」
俺が普通に声をかけると、うっすらと目を開けて、力なく手を振り返してくる。
それを見て俺は、またあの劣等感を感じる。
分かってる、紫耀がメンバーの中で一番頑張ってくれてて、引っ張ってくれてるって、。
でも…やっぱり自分の方が負けてるって…
そうやって思ってしまう自分がおって。
「さぁ！練習始めるぞ！永瀬、岸、平野、新曲のフリ確認するから準備しろ！」
「はぁ〜い…」
振付師さんの元気過ぎるそんな声とは真逆に、やる気のないだるい声で返事をした。
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よえとぎ(プロフ) - ちなみ氏さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけるととても助かります！次の作品は上手く出来るように励むので覗いてみてくださいねw (2018年7月4日 11時) (
レス) id: 1406827af9 (このIDを非表示/違反報告)
ちなみ氏(プロフ) - よえとぎさんの小説は毎日の楽しみです。完結の仕方はご自身が納得されてるのであれば全然ありだと思います！おつかれさまでした┏○)) また次作も楽しみにしております！ (2018年7月4日 8時) (レス) id: 9730464fb1 (このIDを非表示/違反報告)
よえとぎ(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます。頑張りますね！ (2018年6月16日 22時) (レス) id: 1406827af9 (このIDを非表示/違反報告)
あや - たのしみにしてます！ (2018年6月16日 21時) (レス) id: 3349337455 (このIDを非表示/違反報告)
よえとぎ(プロフ) - 西野ぴよこさん» コメントありがとうございます。これからも廉くん目線を増やしていくつもりなので、期待しててください！ (2018年6月13日 16時) (レス) id: 1406827af9 (このIDを非表示/違反報告)
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