イン、トーキョー ページ43
「…ま、そんなん俺には関係ねぇけど。」
『うっわ、すっごい意地悪だね。』
人が気付かないようにと、気にしては駄目だと目をそらしてきたものを、この人は平気で口にしたにも関わらず、俺には関係ないと突き放すのだ。
あまりにも今の私には残酷である。
そう思い彼を睨むと、「さっきの態度はなに。純情ぶってただけ？」と再びニヤリといやらしく口角をあげた。
『言い方悪すぎ。ただよくズケズケとものを言うなと思って。』
「怒った訳だ。で、メンバーの誰とちゅーしたの？」
『不可抗力。相手が酔ってて、不意にされただけ。マホト君には絶対言わない。』
「んな反抗的な目しちゃって。かぁわいいの。」
恋愛経験がものをいうのだろうか。どうやら彼より優位に立つのは難しいらしい。私の態度に動揺するどころか、楽しんでいるようだった。
「んじゃ、あいつらにも俺に絶対キスされたって言えない訳だ。俺の完全犯罪〜。」
反論しようと口を開くと、即座に重なる唇。
わざとらしく立てるリップ音を腹立たしく思いつつも、隙をみて入ってきた舌に動揺する。まずい、盛大に。
「っはー、顔あっけぇ。」
『…あぁあもぉお！！』
艶っぽく微笑む彼に思わず顔が赤くなる。最悪だ、私は着々とビッチの道へ進んでいるのかもしれない。こうも簡単に男にキスをされてしまうなど、不覚である。
『駄目でしょ！彼女以外とこーゆーことしちゃ！』
「ふーん。んじゃ、あながち駄目じゃないじゃん。」
『は？』
耳元に寄せられた口。
＿＿だって俺、Aの男だし
どうやらどこかで盛大な選択ミスをしてしまったらしい。
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しーちゃん(プロフ) - 晴さん» ありがとうございます！私もりょう君好きなのでもっと絡ませていきたいと思います！これからもよろしくお願いします！ (2018年6月10日 20時) (
レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - もっとりょうくんとの絡みが見たい！（願望） 更新楽しみにしてます！ハーレム物大好きなのですごく楽しませてもらってます！ (2018年6月10日 14時) (レス) id: 90b29dc37c (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - 結夜さん» ありがとうございます！期待に応えられるように頑張らせて頂きます！指摘本当にありがとうございました(*^^*) (2018年5月7日 22時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
結夜(プロフ) - いえいえ(>_<)さしてがましい感じですみませんm(__)m小説楽しみにしています(*^^*) (2018年5月7日 22時) (レス) id: 004babf5d5 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - 結夜さん» 普通に私の間違いでございました！指摘していただきありがとうございます(*^^*)なおさせていただきます。 (2018年5月6日 16時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しーちゃん
| 作成日時：2018年4月23日 17時
