イン、トーキョー ページ42
『マホト、君？』
何がどうなってこうなったのか、切実に説明を求めたいところである。
「えー、めっちゃ帰したくない。東京すんじゃえ、俺ん家。」
確かあれから二人でご飯を食べて、マホト君の動画に出演させてもらいにマホト君の家にきたのだ。
その動画撮影後、今ここだ。
『ちっ、近いんだけど。』
いわゆる壁ドン状態。思わず紅潮する頬を隠すように手で顔を隠せば、瞬時にその手も押さえられてしまった。
なんだ、マホト君まで攻略対象だとでもいうのかこの乙女ゲーム人生畜生。
「うわめっちゃ可愛いなお前。はーっ、帰すのもったいねぇ。」
『もぉおおお！！』
整った顔でニヤニヤするもんだから思わず叫ぶ。勘弁してくれ、恋愛経験レベルは底辺なんだ助けて。
『さっきちゃんとほっぺちゅーしたやんか！』
「口じゃない。」
『ちゅーは安くないの！』
ムッと頬を膨らますマホト君。
「へー。てつや達とはしないの？」
『しっ…。』
しない、と口にしようとしたとき、この前のとしみつ君との出来事が頭をかすめる。少なくとも私の意思ではないが、女の子ながら胸を高鳴らせたのも事実である。
「は？まじ？ま、手出さないほうが不思議か。」
『誤解だって！ちゅーはっ…一回だけされたけど…。』
「ふーん。で、俺とは出来ねぇの？てつやらとはするのに。」
『てつやは兄妹やん！口とはしてない！』
「義理のでしょ。」
義理、その言葉に反応する。マホト君は知っているのだ。
「てつやがお前に恋愛感情をもってないとは限らねぇよ？」
私を混乱させるには、十分すぎる言葉。
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しーちゃん(プロフ) - 晴さん» ありがとうございます！私もりょう君好きなのでもっと絡ませていきたいと思います！これからもよろしくお願いします！ (2018年6月10日 20時) (
レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - もっとりょうくんとの絡みが見たい！（願望） 更新楽しみにしてます！ハーレム物大好きなのですごく楽しませてもらってます！ (2018年6月10日 14時) (レス) id: 90b29dc37c (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - 結夜さん» ありがとうございます！期待に応えられるように頑張らせて頂きます！指摘本当にありがとうございました(*^^*) (2018年5月7日 22時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
結夜(プロフ) - いえいえ(>_<)さしてがましい感じですみませんm(__)m小説楽しみにしています(*^^*) (2018年5月7日 22時) (レス) id: 004babf5d5 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - 結夜さん» 普通に私の間違いでございました！指摘していただきありがとうございます(*^^*)なおさせていただきます。 (2018年5月6日 16時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しーちゃん
| 作成日時：2018年4月23日 17時
