イン、トーキョー ページ41
やあどうも東海オンエアのAだ。
「よっし遊ぶか！」
輩に絡まれ中なう助けて。
『わーたーしー今から事務所顔出しに行くんだぁって！』
「いーじゃんいーじゃん。あ、飯食いにいく？なに食べたい？」
『…オムライス。』
「おーおー可愛いなお前。』
でろでろに甘やかしてくるマホト君を見上げる。
あれから流れで動画に参加し、私まで若い女の子にほっぺちゅーされてしまった。若いっていいな、かわいかった。
『マホト君さ、記憶の無いときの私と今の私どっちがよかった？』
すっと視線を下げて私と目を合わせる彼。キュッと目を細めて「いやどっちも好きだけど。」と笑う彼は言わずもがなイケメンである。
『イケメンこわぁ。』
「おい。」
ケラケラと笑う私の頭をガシガシと乱暴に撫でる。本当私の周りはいい人たちばかりだと苦笑した。
「ん？え、あれよききじゃん。」
マホト君がそう指差す先にはスラッとした男の子ご立っていて、彼もまた明るい髪色をしていた。勿論てつやには負けるけど。
「よっ、なにしてんの？」
気軽に話しかけるマホト君。ええ、彼の横の友達カメラ持ってるし撮影中じゃ、と思いつつ私もぺこりとお辞儀する。
「！？あ、お久しぶりです！え、隣の方って東海の…。」
『あ、Aです。えと、初めまして。』
申し訳程度に微笑むと彼は狼狽えたようにマホト君を見る。
「え、彼女ですか？」
『まさか。』
「なんでお前が答えるんだよ。」と少しムッとするマホト君にコツンと頭を小突かれる。
よききと呼ばれた彼は苦笑しながら「あー。」と意味深に声を漏らす。
「あっ！えっとよかったらサイン貰えませんか？僕実はAさんの大ファンで。」
『！？えっ、え、あ、いいんですか？ペンあったかな…。』
いきなりの発言に焦りつつ鞄をゴソゴソと漁ると仕事終わりであったから運よくペンが見つかった。
『あーっと、何処に書きます？』
「携帯にお願いします。」
『えええ！？いいの！？』
スッと差し出される携帯。しかしサインなんて私あるのかと思いつつ、シュッシュッと東海オンエア、Aと書いた。
「うわすげっ、お前ほんとに記憶ねぇの？」
感心するように口にするマホト君。キョトンとする私をみかねて「それ、記憶あるときもそんなサインだったよ。」と言った。
私を肯定しているようなその事実が随分と嬉しかったと、思わず笑った。
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しーちゃん(プロフ) - 晴さん» ありがとうございます！私もりょう君好きなのでもっと絡ませていきたいと思います！これからもよろしくお願いします！ (2018年6月10日 20時) (
レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - もっとりょうくんとの絡みが見たい！（願望） 更新楽しみにしてます！ハーレム物大好きなのですごく楽しませてもらってます！ (2018年6月10日 14時) (レス) id: 90b29dc37c (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - 結夜さん» ありがとうございます！期待に応えられるように頑張らせて頂きます！指摘本当にありがとうございました(*^^*) (2018年5月7日 22時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
結夜(プロフ) - いえいえ(>_<)さしてがましい感じですみませんm(__)m小説楽しみにしています(*^^*) (2018年5月7日 22時) (レス) id: 004babf5d5 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - 結夜さん» 普通に私の間違いでございました！指摘していただきありがとうございます(*^^*)なおさせていただきます。 (2018年5月6日 16時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しーちゃん
| 作成日時：2018年4月23日 17時
