【検証】姫はどれだけボディタッチをしたらキレるのか！？ ページ12
「やべぇめっちゃいい匂いする。」
ひょっこりとそう顔を出したとしみつ君に『まじ？よかった。』と返す。
「おー。流石。」
『めっちゃ褒めるじゃん。』
手を止めることなくそう口にする。ジューっと肉と野菜の焼ける音が食欲をそそった。
『としみつ君は回鍋肉好き？』
別にただの会話で、なんとなく口にした一言だった。
お腹の方に違和感を感じたときには、としみつ君の腕が回っていて、ふわりと香る彼の香水の匂いに距離が近いことを認識する。
「好き。」
淡々と口にされたその言葉は妙に熱がこもっていて、耳元にかかる息がくすぐったい。
『そ、よかった。』
何事もないように、動揺を隠すように。そういつも通り返すと、お腹に回った手がピクリと動く。
『ほいほい、お皿にこれ移すから。危ないからどいてー。』
やんわりと片手で彼の手をどけて、用意してあった大きい皿に盛り付ける。
としみつ君の顔をみれば少し不服そうな顔をしていて、目がパチリと合うと、「食べよ。」といつも通り微笑んだ。
『うん。』
やんわりと微笑む。お皿を皆のもとまで運んでてつやの横に座ろうとすると、「あ、A危ないからこっちおいで。」とりょう君に手を引かれた。
「ちょっ、なんで！？」
「だっててつや危ないやんw」
危ない？とケラケラ笑うりょう君に『何が？』と尋ねれば、「最近Aてつやにちゅーしてんでしょ？」と言った。
思い当たる節はある。というか、それしか思い浮かばない。それがどうした、と聞きたいところではあるが、それより何故りょう君がこの事を知っているのか疑問である。
「寝起きのキスとかてつやん家の家族ルールじゃないからw」
『ごめんちょっと外走ってくる。』
そそくさと部屋を出ようとするとてつやにガシッと右腕を掴まれる。ひくっと思わず口の端がひきつった。
「いやもう夜だから危ないって！」
『ねぇもう！めっちゃ恥ずかしい離せ！最悪私めっちゃクソビッチじゃん！ばぁか恥ずかしい！もーねぇ！』
つまり私はちゅーしてと言われて易々と男の頬にちゅーしていた事になる。やばすぎ。
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しーちゃん(プロフ) - 晴さん» ありがとうございます！私もりょう君好きなのでもっと絡ませていきたいと思います！これからもよろしくお願いします！ (2018年6月10日 20時) (
レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - もっとりょうくんとの絡みが見たい！（願望） 更新楽しみにしてます！ハーレム物大好きなのですごく楽しませてもらってます！ (2018年6月10日 14時) (レス) id: 90b29dc37c (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - 結夜さん» ありがとうございます！期待に応えられるように頑張らせて頂きます！指摘本当にありがとうございました(*^^*) (2018年5月7日 22時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
結夜(プロフ) - いえいえ(>_<)さしてがましい感じですみませんm(__)m小説楽しみにしています(*^^*) (2018年5月7日 22時) (レス) id: 004babf5d5 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - 結夜さん» 普通に私の間違いでございました！指摘していただきありがとうございます(*^^*)なおさせていただきます。 (2018年5月6日 16時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しーちゃん
| 作成日時：2018年4月23日 17時
