チュートリアル ページ2
さて、少し整理をしようではないか。
自覚があるだけでない記憶は、住んでいるところ、今から昔にかけての思い出、親の顔、自らの仕事などなど。
親不孝このうえないが仕方がない。無いものはないのだ。
それに反して自らの名前はハッキリ分かる。ここまで記憶がなければ自信満々に私の名前は○○です！と自己紹介は出来ないけれど。
後、人間的にないといけない記憶もしっかりある。日常生活とか言葉とか。…え、大丈夫だよね？
「いてぇ所ある？おーい、大丈夫？」
大丈夫じゃないです全然。貴方が目の前にいることがまず大丈夫じゃないんです。
『あ…の、どちら様ですか？』
いやいやいや、早まるな自分。普通そんな事正面から馬鹿正直に聞かないだろ。
そうだ、私の身を案じて見舞いに来てくれた、優しい知り合いだと考えるのが普通なのだ。
「は？え、カメラ回ってる？」
キョロキョロ不安そうに辺りを見渡す彼。カメラ？おいおいこれはドラマの撮影か何かだとでもいうのか。
もしかしたら目の前の人物は有名人なのではないか。
『あ、あー…。』
思わず顔を両手で覆った。彼の反応からするに、私は彼の知人であるのだろう。
「ちょ、マジでどうしたA。やっぱどっか痛い？今看護師さん呼ぶわ。」
焦ったようにナースコールを押して対処してくれる彼。私と彼は随分親しい仲なのだろうか。…もしかしてカレカノ…とか？
『…あの、お尋ねしてもいいでしょうか。』
「え、何かしこまって。ほんと怖い何？」
この状況に一番恐怖しているのは間違いなく私だ。
『私と貴方はどういうご関係で？』
「……えぇえ。ちょっと待ってぇ…。」
座り込む彼。
「…俺ら、義理の兄妹やん。」
はいこれ駄目なやつ。
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しーちゃん(プロフ) - 晴さん» ありがとうございます！私もりょう君好きなのでもっと絡ませていきたいと思います！これからもよろしくお願いします！ (2018年6月10日 20時) (
レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - もっとりょうくんとの絡みが見たい！（願望） 更新楽しみにしてます！ハーレム物大好きなのですごく楽しませてもらってます！ (2018年6月10日 14時) (レス) id: 90b29dc37c (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - 結夜さん» ありがとうございます！期待に応えられるように頑張らせて頂きます！指摘本当にありがとうございました(*^^*) (2018年5月7日 22時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
結夜(プロフ) - いえいえ(>_<)さしてがましい感じですみませんm(__)m小説楽しみにしています(*^^*) (2018年5月7日 22時) (レス) id: 004babf5d5 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - 結夜さん» 普通に私の間違いでございました！指摘していただきありがとうございます(*^^*)なおさせていただきます。 (2018年5月6日 16時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しーちゃん
| 作成日時：2018年4月23日 17時
