検索窓
今日:11 hit、昨日:8 hit、合計:82,545 hit

6 ページ6

『ねえ賢二郎。ずっと抱きついてなくても私どこにもいかないよ。』



部活の休憩時間までベットリの賢二郎にそう言うと、「んでそんなこと言うの…。」と予想外に悲しそうな声が返ってきた。



『え、いや、うん。ごめん。』



不貞腐れたように私から離れてふいっと顔を反らす賢二郎。ポンッと叩かれた肩。



振り向けば川西が真顔でがんばれ、と目線で伝えてきた(たぶん)



もう片方の肩は天童さんがポンッと叩き、ボソリと耳元で「チューしてあげたら?」とかほざく。



そろりと白布に目線を向ければ、少し目がうるうるしているような気がした。



『…白布。』



「なに、デブ。」



『ごめんて。』



ぐいっと服を引っ張り頬にチュっと短いキスを落とす。



『仲直り。』



真っ赤に染まった彼の顔は、まるでリンゴ。

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (348 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
179人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢泥棒(プロフ) - フグァァァッ(((僕が死ぬ音 (2019年11月10日 0時) (レス) id: 6104712287 (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - 白布ファンにはたまらない作品です!ありがとうございます!ほんと尊い( *´艸) (2019年3月17日 12時) (レス) id: ac010926fb (このIDを非表示/違反報告)
白葦英*(白布赤葦国見) - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ白布可愛い (2018年3月28日 1時) (レス) id: 37987ff9d6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - これは神話や・・・(/ω\) (2018年1月24日 23時) (レス) id: c21cec3906 (このIDを非表示/違反報告)
まどか - 可愛い…*´∀`* (2018年1月10日 20時) (レス) id: 66b7265805 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しーちゃん | 作成日時:2018年1月8日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。