【文スト】不器用イケメンくん【男主】 (ページ22)

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中島side

中島「依頼ですか？」

『はいそんなとこです』

鏡花「星藍さんのためならなんでもする、誰なの？」

『物騒な話じゃないよ！？』汗

鏡花ちゃん…苦笑

『好きな子にプレゼントをあげようと思ったんだけど何も浮かばなくてね…』

鏡花「星藍さんが好きになる人…よっぽど大人…」

わかる。すっごい綺麗で大人な人なんだろうな…

『口下手なせいで言葉はプレゼント出来ないからものをと思って。』

中島「いつ渡すんですか？」

『4月の29に。』

中島「明日じゃないですか！」

分かっているよ…実は昨日準備する予定だったんだけど体調を崩してね。と笑えない話を聞かされた

『中也は何が欲しいんだろう』

「「！？」」

まさかの中原中也だったァァァ！

どうすんの！？あ、だから太宰さん？もっとダメじゃないか！？

太宰「お待たせ。おや星藍だったか。」

『太宰、中也ってなにが好きだ』

ストレート！！！！！

太宰「明日か。葡萄酒とかじゃないの？」

面倒くさそうに答える太宰さんに対し真剣にかえす星藍さん

『葡萄酒はいつも買って置いてある』

太宰「相変わらず中也には甘々だね」

一緒に住んでんの？(白目)

星藍さんの日常生活が全然想像できない

太宰「どうせ、体調悪いのにいってくるって出てきたんでしょ？馬鹿だよね、中也心配してんじゃない？」

太宰さん、星藍さんに対してはズバズバ言うな…

太宰「仕事でしか空気が読めない天然阿呆は言わなきゃ分からないんだ。中也もしっかりしてほしいもんだね」

『天然…？阿呆…？』

？マーク飛びまくってる

『分かった、指輪買いに行く』

太宰「…」

走って出ていってしまった

太宰「何も分かってないじゃないか」

こんなに振り回されてるところ初めて見た…