トラ転したら未来の歌姫と姉妹だった件について【ONEPIECE】 (ページ10)

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十話ページ10

「お前…！悪魔の実の能力者だったのか！？」

『はい。気づいたのは本当につい最近です。悪魔の実図鑑を買ってウタウタの実について勉強してた時にたまたま見つけたコピコピの実が、昔、母親に食べさせられた悪魔の実と瓜二つだったんです。』

まだ赤ん坊だった頃。その時はまだウタが生まれておらず、朧気ではあるが青い髪をした女性と過ごしていた。その時に食べさせられたのが、コピコピの実。

どういう理由で食べさせられたのかは分からない。が、これからの人生でコピコピの実を使うことは多いはず。

「コピコピの実の模写人間か…。マネマネの実とは違い、コピコピは悪魔の実の能力をそのまま模写し使用することが可能だったな。」

「ああ。確か…世界政府が狙っている悪魔の実のひとつじゃ無かったか？」

「ということは、その能力がバレたらリタは狙われることに…」

下っ端クルーのその一言で全員の顔がバッとこちらを向いた。え、怖っ。

「いいか、リタ。無闇にその力は人前で使うな。特に海軍の前でだ。｣

「保護と称してお前を捕らえ、どうにかしてその悪魔の実を奪おうとするかもしれん。」

「やだァァァァァ！！！リタまで死ぬのやだァァァ！！！」

『いや死なないですよ！？ウタ落ち着いてください！？

わかりました。無闇に使わないということはお約束します。』

うーん、これはコピコピの実についてもっと詳しく知る必要性が有りそう。

でもなぁ。1人で調べるたって…うーん。

まぁ、何とかなるか！！

『とりあえず、ラミちゃんを平和な島で下ろしたいんです。体内から珀鉛は全て取り除きました。このままこの海賊船に乗せることは私が嫌なので…。』

「ならこのまま東の海へ行くか！ちょうどいい島があるんだ。」

このまま海賊船に乗せるなんて教育に悪いもんね。