トラ転したら未来の歌姫と姉妹だった件について【ONEPIECE】 (ページ4)

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四話ページ4

『シャンクスさん、』

「ん？どうしたリタ」

『私、フレバンスに行ってみたいです。』

そしてそしてまたまた月日は流れ、私は7歳、ウタは6歳になった。

可愛いウタを膝に乗せたシャンクスの隣に座り、そう強請った。ローとコラさん？がいるのが北の海な事は覚えてるけど肝心な島の名前が分からず。

とりあえず北の海の島が載っているパンフレットを手に取りパラパラ見ていると、目に止まったのはフレバンスという国。

全てが白に染った、美しい国。なんでこんな白いんだろう？？

「フレバンスか、いいんじゃねぇか？」

「芸術性も身につくしな。それになんと言ってもあの美しい街並みはそうそうねェよ」

「ウタも行きたーい！！」

「よーし！なら行くか！！」

『ありがとうございますっ！』

とりあえずは行くところが決まってウキウキ。ここからフレバンスはそう遠くないらしく、2日程で着くそう。いや近いな？なんならここ北の海だったんかい。

『「うわ〜！！！！」』

そしてついたフレバンス王国。パンフレットにあった通りの真っ白さ。思わず声が出てしまった。

「シャンクス！！早く行こうよ！！」

『ベックマンさん…！！』

「わぁったから落ち着け！！しっかりローブ被れよ〜」

「リタ、何が見たいんだ？」

『えっと、医学の本とか欲しいです…』

わたしは勉強が好きな方。いまは船医のホンゴウにいろいろな事を教わってる。ちなみにウタは大っ嫌いで10分も椅子に座れないタイプ。

「ここが色々揃ってるらしい」

『う、うわぁ〜！！み、みてきてもいいですか…！？』

「ああ、好きなだけどうぞ？お姫様」

ベックマンさんはたまにお姫様と呼ぶ。すごくこそばゆい。慣れない照れる。でも嬉しくて、ついつい口を緩ませた。