トラ転したら未来の歌姫と姉妹だった件について【ONEPIECE】 (ページ19)

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十九話ページ19

『風が気持ちいいね〜。』

「本当に！！ルフィ元気かなぁ。私たちにあったら驚くンじゃない！？」

『ふふ、そうかも。』

ウタと海に出てはやくも1週間。お気づきの方もいるとおもいますけども、ウタにのみ敬語を外すことにしたんですよね。なんでって？？外してって可愛くオネダリされたからっっ((

「ねぇ、リタ…？」

『んー？なぁに？』

「…目の前…あれ…大渦じゃない…？？」

青ざめたウタの顔。その視線の先にはこの小船をゆうには飲み込んでしまうほどの大きな大渦。ここ新世界じゃないよね、なんでこんなでかい大渦出来ちゃってんのよ…！！！

というか私もウタも海に嫌われてる身なんですけど…！！！あ、でも大丈夫だった！！泳げるんだった！！

『ウタ！！しっかり船に捕まってな！！』

「いやいや！！魔法で何とかした方がはやっ、きゃあああああああああ！！！！！」

『わあああああああああああ！！！？』

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『ん…う…』

「あ！目が覚めたか！！？」

幼く少しだけ甲高い声が聞こえて思わず飛び起きた。どうやら顔につけていた仮面はそのままらしい。良かった。

ベットの上に座る私の横には、手配書で見た見覚えのあるトナカイがいた。

『トニートニー･チョッパー…？』

「お、俺のこと知ってんのか！？海賊！？」

『遠からずとも近からず、ですかね。あなたが助けてくれたんですか？ありがとうございました。』

「手当は俺がしたけど、海から上げたのはルフィなんだ！！外傷もないし、歩けるか？みんな外にいるから行こう！お前の名前は？」

『私はリタ。よろしくお願いしますね、チョッパーくん。』

トテトテとあるくチョッパーくんに連れられて船の甲板に案内された。

「あー！お前！！大丈夫なのか！？」

『はい、助けて頂いてありがとうございました。そしてお久しぶりですね、ルフィくん。』

「んあ？誰だお前」

『私ですよ、リタです。』

「_リターーーーーーーーーー！！！！？？？」