50話 気持ち ページ1
Aさんが来て約一年
彼女が来てから死柄木弔が物を壊すのも少なくなっていた
ポタ…ポタ
目を閉じ涙を流しているAさん
決して流しているわけではなく先生が涙が必要らしくに頼んだのである
貴「黒霧さん…」
黒「それくらいで大丈夫ですよ」
そう言われ多分1mlは取れたと思う涙を渡される
ペロ…
貴「…ッ…死柄木さん いきなり舐めないでくださいよ」
死「甘いな…」
またこの人は…
頬に手を添え涙痕をゆっくりと味わうように舐めていた
Aさんが不機嫌そうに睨んでますよ
彼は勿体ねぇだろうがと言い返していますけど
黒「あと5mlは欲しかったですね」
…嘘ですけど
貴「そんなに泣けるものではないんですよ」
舐められていた場所をパーカーの袖でゴシゴシと吹いていた
死「拭くなよ」
そうですね
拭くより洗った方がいいですね
死「なら俺がベットの上で鳴かせてやろうか？」
……
貴「退屈ー…黒霧さん…なんかありませんか？」
死「おい 無視か」
黒「Aさん…」
貴方だけですよ
彼をこうやって無視できるのは
死「…そういえばお前髪伸びたな…」
話題を変えて話しかけていた
たしかに前髪も結構伸びて右に流している
「デコ出し…」とおでこを突っついていた
これ以上からかったら本当に嫌われますね
貴「ちょっと気分直しに外行って来ます…」
死「あ…おいまて…」
そんな彼の言葉も聞かず個性を使い
何処かへ行ったのかいなくなった
死「…くそ…久しぶりにイチャイチャ出来ると思ったのに」
黒「乙女心が分かってませんね」
死「最初の頃は素直で可愛い奴だと思ったんだけどな…」
昔の娘に浸るお父さんのような発言
今も十分可愛いんですけどね
貴方が一番変わったと思いますよ
黒「さっきの発言はダメですよ
彼女はもう思春期真っ最中の女の子なんですから」
死「…Aー…」
話を聞いてるのでしょうか…
黒「あの時は私も驚きましたよ
子供嫌いの貴方が彼女を連れてきた事に」
死「…まぁ…先生の命令でもあったからな
それに
俺とあいつは似ている…
この想いは 見捨てられた者同士じゃなきゃわかんないんだよ」
グラスに入った二つの氷を見て呟く死柄木
なんだか今日はまともな事を言っているようで
死「だからこそもっと俺たちの愛を深めなきゃな…」
黒「これ以上のアプローチは本当に嫌われますよ」
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そらう - 続きが欲しい…何かスッキリしないです……あやふやなまま終わるなんて……面白かったですけど… (2019年3月28日 3時) (
レス) id: 66c4d0e85a (このIDを非表示/違反報告)
むく(プロフ) - 面白かったけど、もうちょっと続いて欲しかった (2018年8月27日 22時) (レス) id: 3bb4d6b7d5 (このIDを非表示/違反報告)
ライチ(プロフ) - モンブランさん» コメントありがとうございます！や、やっぱりですか！すみません 書いている私も勝手に書いてしまって戸惑いがあります…！！感想をお伝えしてくれましてありがとうございます！！ (2018年8月10日 14時) (レス) id: 1acd9e1a7e (このIDを非表示/違反報告)
モンブラン - うーん…ちょっと夢主勝手すぎるんじゃ…敵に行ったり、ヒーローに行ったりで…結局の所どっちなんだろう…別にこの作品が、駄目と言っているわけでは、ないですよ！？でも、ちょっと勝手すぎるんじゃ…。不愉快になった方は、すみません… (2018年8月10日 13時) (レス) id: 54148d3928 (このIDを非表示/違反報告)
ライチ(プロフ) - 琥珀さん» 琥珀さん！ありがとうございます！！面白いと言ってもらえてとても感激です！！地道に作品を更新させていくように頑張ります！！ (2018年7月14日 23時) (レス) id: 1acd9e1a7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ライチ | 作成日時：2018年7月10日 19時
