木洩れ日 (ページ7)

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7話ページ7

ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

｢いいねぇ～西島くんもうちょっとちあきちゃんにくっついてもらえる？｣

俺達が行くともう既に撮影は始まっていた。
そこには普段のちあきと西島からは想像もつかないような雰囲気が漂っていた。

｢すげぇ、ちあきあんなに大人になったんだな～昔は田舎感丸出しだったのに。そう思わねぇ？……凜矢？｣

秀太が笑いながら話しかけてくるのにも気づかないほど俺は2人を見ていた。

『……あぁごめん。そうだな。昔の姿からは想像もつかないな』

｢どったの？大丈夫？？もしかして来るの嫌だった？｣

『全然そんなことはないんだけど、あまりにびっくりしちゃって。こんなに成長したんだ～とか考えちまった。なんか俺もおじさんになったんだな。』

なんて笑って言って誤魔化してみたものの秀太は多分納得してないだろう。

｢ならいいけどさ、、もしかしてﾏ｢加藤さーん！こんな所にいたんですね～探しましたよ！｣あ、まっちゃん｣

『ん？ごめんごめん。秀太の暇つぶし付き合ってた』

｢俺のせいかよ～凜矢だって乗り気だったじゃーん｣

『そうだな。あ、でまっちゃんなに？』

｢次のドラマ決まったのでその報告にと思いまして、｣

｢え、凜矢また新しいドラマ決まったの？すげぇな｣

｢はい！それも主役です。｣

『まじで？！どんなドラマなの？』